英会話学習 2020/12/4

リスニング対策におすすめの参考書や英語アプリを紹介!

リスニング対策におすすめの参考書や英語アプリを紹介!
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リスニング対策の参考書は無数に出ています。しかし、参考書によって学習内容や勉強の進め方、リスニングレベルなどがまったく違うため、自分に適したものを見つけるのは難しいです。

そこで当記事では自分に合ったリスニング対策ができる参考書の選び方や、おすすめの参考書、英語アプリを紹介していきます。ぜひ参考にして下さい。

リスニング対策に生かせる参考書の選び方

リスニング対策用の参考書といってもたくさんの種類があります。どれも対策用として作成されたものですが、何を使っても効果が上がるとは限りません。

参考書選びに失敗してしまうと一生懸命勉強してもリスニング力をアップすることはできないので、しっかり対策ができる選び方をチェックしておきましょう。

自分の学習目的に合ったコンセプトであること

選び方の中でも一番重要なのは、参考書のコンセプトが自分の学習目的に合っているかどうかです。

例えばTOEICの合格を目指している人がTOEFLの参考書を使っても意味がないのと同じで、学習効果を得るためには参考書がどういったコンセプトで作られているかをきちんと把握しておく必要があります。

ビジネス英語を学びたいのであればビジネス専門用語が学べるもの、日常英会話を話せるようになりたい場合は日常で使うフレーズがたくさん入っているものなど、学習目的に適した内容のものを選ぶことがポイントです。

「とりあえず英会話を習得したい」など目的が漠然としている方は、英語を仕事で使うのかプライベートで使うのか、方向性だけでも決めてください。

リスニングというアクションがあるといっても、内容に興味がわかない参考書であれば飽きてしまうので、しっかり方向性を決めて楽しく続けられるものを選びましょう。

繰り返し聞いても飽きないもの

早くリスニング力をアップさせるには、難易度が高いものを選んだ方が良いように思えるかもしれません。

しかし、ハイレベルな英文の発話を聞いても、フレーズが聞き取れない、単語が分からず内容も分からない状態になるため、リスニングが苦痛になってしまいます。

勉強というのは学習量も大切ですが、それ以上に大事なのが毎日しっかりと続けることです。

そのためには、モチベーションを下げない参考書を選ばなくてはいけません。

たとえ簡単な内容であっても、分かりやすく内容が理解できるものであれば、難しくて嫌になることはありませんし、逆に毎日聞けば聞くほど理解を深めたり、新しい発見があったりするのでモチベーションを維持したまま勉強が続けられます。

最初から無理に難易度を上げるのではなく、自分のレベルに合っていて、繰り返し聞いても飽きないものの方が結果的に効率よく学習できることにつながります。

付属の音声CDの質が高いこと

あまり重視されませんが、実は付属の音声CDの質はリスニング力に大きく関わってきます。

聞き流すだけであれば質は関係ありませんが、リスニングの参考書として利用するものですから、高品質な音声であることはとても大切です。

ネイティブの音声なのはもちろん、英語特有のアクセントやイントネーションがしっかり発音されている、聞き取りやすくはっきりと発音しているなどがチェックポイントになります。

ただし、購入前にCDの音声を聞くことはほとんどできないので、付属の教材の質を見極めるには口コミを利用するのがおすすめです。

実際にリスニング学習に活用している人の口コミであれば、その教材の良し悪しが分かりますし、音声の聞き取りやすさや実際の会話に役立てられるかなども確認できるので、失敗のリスクも回避できるでしょう。

リスニング対策におすすめの参考書10選!

リスニング対策用の参考書の選び方が分かったとしても、膨大な数の中から選ぶのは簡単なことではありません。

特に初めて購入する場合は絞り込むだけでも大変なので、選ぶことだけに時間を取られてしまいます。

そこで、ここでは口コミ評価が高いおすすめの参考書を、特徴も併せてご紹介していくので、自分の学習目的に合う参考書選びの参考にしてください。

文法・構文・構造別 リスニング完全トレーニング

文法や構文など文の構造をしっかり理解しながらリスニング力をアップしたい、という方におすすめなのが「文法・構文・構造別 リスニング完全トレーニング」です。

この参考書は文法のポイントなるパーツ、英文(センテンス)、2つから3つの文で構成されている文章の順番でリスニングレッスンを進めていきます。

前置詞や時制、語順など英文を理解する土台となる構造を段階ごとに学んでいけるので、リスニング勉強が初めての方でも無理なくついていけます。

聞き取り練習の項目は合計で1380もあるので、すべてのリスニングを完了するころには制度の高いリスニング力を身につけることも可能です。

英語レベルは上級者用となっていますが、中級者であっても上級者レベルの英文がどういったものなのかを知るための参考書としても活用できます。

無料アプリで音声をダウンロードできるので、いつでもどこでもリスニングレッスンができるのもこの教材の魅力です。

プチ・レトル「3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング」

英文の音声を聞いて英語を復唱するシャドーイングは、リスニング力を向上させる学習方法として認められていますが、効率よく進めるやり方が分からないという方も多いでしょう。

プチ・レトル「3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング」は、シャドーイングを始めるまでのステップから正しいシャドーイングのやり方までを詳しく解説しています。

この参考書をもとに進めていけば、シャドーイング初心者の方でも効率よくトレーニングができますから、リスニング力もしっかりアップします。

1日30分、3ヵ月分の教材とダウンロード形式の音声が付属されているので、学習計画をたてるのが苦手な方にもおすすめできる参考書です。

NHK出版「Enjoy Simple English Readers Short Stories シリーズ」

NHKで放送されていた「Enjoy Simple English Readers Short Stories」の各テーマを1冊ずつにまとめたシリーズ形式の参考書です。

1話に登場する英単語は500前後で、ほとんどが中学校で習うものなので意味を理解しやすく聞き取りやすいのが特徴です。

目新しい単語はほとんど出てきませんが、平易な英文を大量に聞いたり読んだりすることで、英語にどんどん慣れていきます。

日常で使う基本的なフレーズが多いので、日常英会話をマスターしたい方にもおすすめです。

また、話の内容が面白くシリーズ化されていますから、楽しく長く続けやすいのもこの参考書のオススメポイントです。

「究極の英語ディクテーション」

「究極の英語ディクテーション」は、英文を聞いて書き取るディクテーションというトレーニングのための参考書です。

シャドーイングと似ていますが、音声を復唱するのではなく英文を書き取ることで、聞き取れない部分を明確にして、自分の弱点や強化しなくてはいけない単語や文が分かるのがディクテーションの魅力です。

使われる英文は、中学までに習う単語と文法が主体となっているので、英語の基礎ができている人であれば気軽にトレーニングを始められます。

また、英文は簡単な構成ですが、最終章ではオーストラリア英語やイギリス英語など出身国別のなまりや、早口英語や歌などが収録されているのでいろいろなイントネーションを聞いたり覚えたりできることから、トラベル英会話の習得にも役立ちます。

研究社「新装版 話すためのリスニング 入門+初級」

初めてリスニングのトレーニングを始めるという方におすすめなのが、「新装版 話すためのリスニング 入門+初級」です。

この参考書のコンセプトは、リスニングができればスピーキング力もアップするというもので、リスニング力とスピーキング力をバランス良く鍛えることができるレッスン内容となっています。

リスニング学習のつまずきは英語が聞き取れないことだけでなく、聞き取れても話せない、聞き取る以外のスキルが伸びないことが挙げられます。

「新装版 話すためのリスニング 入門+初級」では、トレーニングを楽しく続けるためのメソッドが採用されているので、英語初心者の方でも「聞く」「話す」という2つのスキルを自然にアップさせることが可能です。

「灘校キムタツの東大リスニング」

受験対策やハイレベルな英語資格試験に備えたい、という方におすすめなのが「灘校キムタツの東大リスニング」です。

表題の通り、この参考書は東京大学のリスニング試験対策書で、リスニング問題に特化した内容となっています。

日常会話や学術的な話題など多彩なトピックで構成されていて、500から600ものワードが使われている長文を聞き取らなくてはいけないため、難易度は相当に高くなります。

その英文を聞き取るためのストラテジーを著者である木村達哉先生がしっかりレクチャーしてくれるので、しっかり読み込むことで理解できなかった英文が耳に入ってくるようになります。

練習問題や模擬テストもたっぷり収録されていますから、ワンランク上のリスニング力をつけたい、強化したいという方にもおすすめできる一冊です。

三修社「絶対「英語の耳」になる! TV ドラマ・シーンで鍛える! ネイティヴ英語リスニング37」

参考書の選び方の一つである「飽きずに続けられる」を叶えてくれるのが、「絶対「英語の耳」になる! TV ドラマ・シーンで鍛える! ネイティヴ英語リスニング37」です。

リスニングトレーニングは、同じ英文を繰り返し聞くことが基本ですが、単調な内容だと繰り返し聞くのが苦痛になってしまいます。

退屈で聞かなくなってしまうぐらいであれば、楽しめる内容の英文をいろいろと聞いた方が効果的です。

この参考書には、ラブコメや青春、逃亡、ファミリーなど37ジャンルのドラマやシーンの音声が収録されているので、多彩な英文のリスニングを楽しめます。

また、さまざまなシーンの音声が入っていることからナチュラルスピードからハイスピード、スローまで英語のスピードも多様性があり、いろいろな英文を聞き取る耳を育てられます。

「完全保存版 オバマ大統領演説」

卓越したスピーチスキルを持つオバマ前大統領の演説を学習教材として使用した「完全保存版 オバマ大統領演説」は、中級者から上級者向けのリスニング対策参考書です。

10本の厳選したスピーチを収録している音声は分かりやすくトラック分けされているバージョンと、一気に最後まで聞けるバージョンの2種類が用意されているので、最初はトラック分けで聞き取る力を強化し、ノンストップバージョンでリスニング力を仕上げることができます。

長文は苦手という方でも、明瞭な発音と説得力のある内容になっていますから、聞けば聞くほど演説に引き込まれることで、飽きることなく聞き続けられます。

左ページに英文スクリプト、右ページに和訳や背景説明、引用元などが記載されていて、分かりやすくまとめられているのでネイティブ英語の参考書としても最適です。

「安河内のセンター英語リスニングをはじめからていねいに」

「安河内のセンター英語リスニングをはじめからていねいに」は、英文法の基礎を分かりやすく解説してくれる参考書で、主に大学入試に必要な例文や説明が詳しく書かれています。

こう聞くと、受験対策の参考書のように思えますが、高校生までの英語で多種多様な英文のリスニングトレーニングができるので、日常英会話や海外旅行英会話にも実践的に役立つ英語を学べます。

監修しているのはネイティブなので、実用性が高いのも特徴です。

また、一般的に参考書は解説がメインですが、この本は解説された英文を修得してるのか、演習問題や英単語のチェックリストが付いているので、リスニングや文法を学びながら語彙を強化できるため、初心者から上級者まで幅広いレベルの英語学習をサポートしてくれます。

ディーエイチシー「プロ通訳強化メソッド活用 英語スラッシュ・リスニング トレーニング」

ニュース英語を素材にしている「プロ通訳強化メソッド活用 英語スラッシュ・リスニング トレーニング」は、語句を確認するリスニングとスラッシュごとに声に出して日本語を訳すスラッシュリスニング、オーバーラッピングからシャドーイングというように段階的にリスニング力をアップさせる学習内容になっています。

プロ通訳強化のメソッドを採用していますが、基本的には中級者以上のための参考書で、通訳を目指していなくても、参考書を読み込んで演習を実践することでリスニングスキルを高めることができます。

特にシャドーイングの効果を引き出すメソッドとなっているので、中級者以上の方が効率よくリスニング力をつけるのにおすすめの参考書です。

リスニング対策に効果的な英語アプリの選び方

リスニング対策は参考書を使うのも効果的ですが、参考書を持ち歩くのは大変なのでトレーニングをする時間が限られてしまいます。

リスニング対策は少しでも多くの発話に触れることが重要なので、出先や移動などちょっとした隙間時間でトレーニングできるように英語アプリも併用するのがおすすめです。
英語アプリはたくさんの種類があるので、リスニング対策としての効果が期待できるアプリの選び方をご紹介します。

自分の英語レベルに合わせる

英語アプリには、初心者向けのものから上級者向けのものまであります。

無料のアプリでもターゲットとなる英語レベルが決まっていることが多いので、自分のレベルに合ったものを選びましょう。

もしレベルが曖昧で分からない場合は、目安として、聞き流していても単語やフレーズが頭に入ってくるぐらいのレベルのアプリを選ぶのがおすすめです。

学習ジャンルの選択肢が豊富

いくら聞き流すことがメインの使い方であってもせっかく英語アプリを使うのですから、学習ジャンルの選択肢が豊富なものを選ぶのが正解です。

日常での会話に使える英文や海外のニュース番組、海外ドラマ、英語の試験対策などあらゆる学習ジャンルが選べれば、飽きずに学習が続けられます。

また、今まで知らなかった英単語やスラングにも出会えるので、より英語の知識を深めることもできるでしょう。

学習機能が充実している

アプリの利点はいつでもどこでも好きな時に利用できることです。

つまり、使い勝手の良さがメリットなので、学習しやすい機能が充実していることも重要なポイントです。

リスニング対策として役立てるにはバックグラウンド再生ができること、再生速度をコントロールできること、オフラインで持つ変えることが最低限必要な機能なります。

初心者の方は、字幕やスクリプトがあるとより分かりやすくリスニングトレーニングができます。

リスニング対策の効果が高い英語アプリ10選!

英語アプリを検索すると、いろいろな種類のアプリがヒットします。

いくら選び方を参考にしても、数あるアプリの中から選び方に適したものを探すとなると時間がかかってしまいます。

そこで、ここではリスニング対策に効果が高いと人気の英語アプリをご紹介するので、特徴をチェックして自分に合ったものを選んでください。

レッドキウイ

YouTubeや映画、ドラマなど動画を教材として採用しているレッドキウイは、リスニングとともにスピーキングや英文法のトレーニングもできる英語アプリです。

レッドキウイは自分が好きなジャンルの動画を選べるので、楽しくトレーニングが続けられたり英語レベルに合わせやすかったりするのが特徴です。

また、1つのコンテンツが1分程度にまとめられているため、だらだらと聞き流すのではなく短文でもしっかりと発話を聞きとろうと意識することでリスニング力がぐんとアップします。

単純なセンテンス問題や英語表現の解説などリスニング以外の学習コンテンツも豊富ですし、分からない部分は質問もできますから初心者の方におすすめです。

NHK World TV

中級から上級の英語レベルの方におすすめなのがNHK World TVです。

NHKの国際放送を聞くことができるNHK World TVでは、日本やアジアのニュースを英語で配信しているので、多少分からない単語があっても内容が分かりやすく、正しい発音とネイティブスピードの発話を聞けるのが特徴です。

オフライン再生や字幕、スクリプト、速度調整などの機能がないためリスニングに慣れていない方には向いていませんが、はっきりとした発話が聞けるので聞き流し教材として活用してみるのもいいでしょう。

英会話リスニングチャレンジ

英会話リスニングチャレンジは、ネイティブの英会話を聞くだけでなく、そのあとに出される問題を解くことで理解度をチェックできる英語学習アプリです。

問題といってもとても簡単なクイズ形式になっていますから、初心者でも気軽に始められます。

英会話や問題のレベルは、クリアするごとに少しずつ上がっていくので、意識をしなくてもいつの間にか英語が聞き取れるようになれるのがこのアプリの魅力です。

上級者には物足りないかもしれませんが、初心者ならリスニングへの抵抗感をなくすために、中級から上級者ならリスニングレベルの維持や確認のために使えます。

VoiceTube

VoiceTubeは、名前から分かる通りYouTubeの英語動画を教材に使って勉強する英語アプリです。

教材となるのは英語圏のリスナー向けに制作された動画なので、日常会話で使われるネイティブ英語を学べるのが特徴です。

また、日本語訳と英語字幕の表示、非表示を選べたり、フレーズをリピート再生できます。さらに無料の会員登録をするだけで辞書機能が使えるなど学習機能も充実しています。

英文の聞き取りだけではなく英語字幕で単語を確認する、日本語訳で意味を理解するなどさまざまな学習方法で利用できるので、初心者から上級者までどんなレベルの人にもおすすめできるアプリです。

英会話リスニング

英会話リスニングは、どのフレーズも短く聞き取りやすいので初心者向けの英語アプリです。

会話は短いですが旅行や留学、仕事などさまざまなシーンのフレーズを選べますし、自分が知らないジャンルのフレーズをピックアップする機能もあるので、幅広い英文に慣れ親しむことができます。

また、学校やスポーツ、レジャーなどいろいろなシチュエーションで使う英語の問題もありますから、聞き取る力のレベルがアップしているか確認できるのもオススメポイントです。

リスニングドリル

リスニングドリルは、ドラマや映画などの動画を教材に採用しているリスニング対策用アプリで、動画が始まると日本語と英語の字幕が表示されます。

分からない単語があっても、日本語字幕が同時に表示されるので、意味を確認しながらリスニングできるのが特徴です。

また、字幕のフォント調整や再生スピードの調整、ブックマーク設定など英語アプリを選ぶ基準に適した機能が充実しているのもおすすめできるポイントです。

コンテンツは、童話からスピーチ、ネイティブ英語学習に効果的なTEDなど幅広くカバーされているので、初心者はもちろん上級者でも満足できる学習内容となっています。

VOA Learning English

VOA Learning Englishは、Voice of Americaというアメリカのラジオ局が運営しているアメリカ英語学習アプリですが、ネイティブスピーカーではなく英語を第二言語として学習している人向けに開発されています。

そのため、コンテンツも「読む・書く・習う」という基礎的なものから、初心者向けレベル、中級者向けレベル、上級者向けレベルまで揃っているので、どんなレベルの人でもしっかり英語を学べます。

発話スピードはかなりスローですが、上級者向けのレベルではニュースだけでなくインタビューもあり、難しい表現も出てきますから語彙力の強化に適しています。

シャドーイングやディクテーション(英文を聞き取りながら書くトレーニング)に向いているアプリです。

バイリンガルニュース

ポッドキャストの人気番組を英語学習アプリに採用したのがバイリンガルニュースです。

バイリンガルニュースは、MCであるマイケルとマミが世界のニュースを日本語と英語で紹介する番組ですが、台本がないのでネイティブの日英会話を聞くことができます。

内容は比較的簡単なので、リスニング初心者から中級者向けとなっています。

学習内容は基本的に文字起こしテキストとなりますが、多彩なテーマが用意されているので、飽きずに続けられるのが特徴です。

知らない単語があっても単語を選択して辞書機能をタップするだけで調べられますし、覚えたい単語があれば単語リストをタップすればリストアップできるので、語彙量を増やしたい方にも最適なアプリです。

BBC Learning English

イギリスの公共放送局「BBC」が運営するBBC Learning Englishは、ブリティッシュイングリッシュが学べる学習アプリです。

メインコースは、「Lower Intermediate」「Intermediate」「Upper-Intermediate」「Toward Advanced」の4レベルに分れています。

文法や発音、英会話、ニュースなどそれぞれのレベルに合わせたコンテンツで構成されているので、初心者でも上級者でもレベルに合わせた英語学習を進められます。

ただし初心者向けのコースでも比較的ハイレベルな内容となっているので、初心者の方はある程度の英語スキルを身につけてから活用するのがベストです。

逆に上級者の方にはさらにレベルアップできる学習内容なので、ほかの学習と併用して活用するのがおすすめです。

All Ears English

英語学習や海外留学のコツ、日常生活で使うフレーズ、英会話のQ&Aなど1日5分から15分程度の英会話を発信するポッドキャストを、英語学習アプリに取り入れたのがAll Ears Englishです。

ネイティブスピードですがMCの発話はとてもクリアなので、中級以上の英語レベルであれば簡単に会話を聞き取ることができます。

また、トピックも身近なことを取り上げているため、意味が理解しやすくリスニング力のアップに高い効果を発揮してくれます。

1回15分程度で終わってしまいますが、シャドーイングにはちょうど良い長さですし、内容も適度に難しい単語を盛り込んでいるので、リスニング強化と語彙量アップを目指す方にはおすすめのアプリです。

まとめ|参考書やアプリでリスニング対策をしよう

英単語や文法は学校の授業で教わることができますし、英文を読んだり英語を書いたりするのも自己学習で習得できますが、それだけでは英語を話すことはできません。

英語でのコミュニケーションには聞き取る力が必須になるため、そこに特化した勉強も必要不可欠です。

グローバル社会になったといっても普段の生活で外国語を聞く機会はほとんどありませんから、リスニング力をつけるには参考書や英語アプリなどを活用して耳を英語に慣れさせましょう。

ただし、どんなに耳が慣れても同じ教材を使い回しているだけではリスニング力の向上は難しいので、聞き取れるようになったら生きた英語を聞くことが重要です。

とえば、シェーン英会話であればネイティブ講師のレッスンでリスニングレベルを確認できますし、今後の課題や強化するべき部分の指導なども受けられるので聞き取る力は劇的にアップします。

どんなに良い参考書を使っても自己学習だけでは限界があるので、英会話スクールを併用して、英語で会話が出来るレベルまでリスニング力を高めていきましょう。

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