英会話スクール 2020/12/4

英会話スクールの料金相場|大手スクールを徹底比較

英会話スクールの料金相場|大手スクールを徹底比較
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英会話は中高生だけでなく社会人の生活や仕事にも生かせるので英会話スクールは非常に人気ですが、通いたいと思ってもネックとなるのが料金ではないでしょうか。

英会話スクールはもともと月謝が高いというイメージがありますし、入学金や教材費、施設利用費などを含めると到底趣味の域では通えないと思っている方も多いでしょう。

しかも英語を習得するにはある程度の期間が必要ですから、すべての費用を含めた料金相場を把握して通い続けられるスクールを選ばなくてはいけません。

そこで当記事では英会話スクールの料金相場を紹介しつつ大手英会話スクールの料金を比較しているので、選ぶ際の参考にしてみてください。

英会話スクールの料金相場

英会話スクールは「書く・話す・聞く・読む」という4つの学習をバランス良く学べるので、効率よく英語を習得できますので、オンライン英会話よりもスクールに通った方が確実に英語を身につけられると分かっていても、レッスン料金などのコストがネックになっているという方も多いようです。

そこで以下ではもっともウエイトが大きいレッスン料金と、ほとんどのスクールで必要となる入学金や教材費、施設使用料の相場をご紹介します。

レッスンの料金相場

英会話スクールのレッスンは、大きく分けるとマンツーマンレッスンとグループレッスン、少人数レッスンの3つの形式があります。

マンツーマンレッスンでは1対1で講師からレッスンが受けられるので、1レッスンの相場は6,000円から8,000円ほどとなっています。

グループレッスンは生徒の数が多いため、その分料金も安くなり、1レッスン2,000円から3,000円ぐらいが相場です。

少人数レッスンの人数はスクールによって変わるので、相場の幅も広くなりますが2,000円から4,000円ほどとなります。

入学金の料金相場

入学金は、入会するときだけにかかる費用ですが、相場は30,000円から50,000円となっているので、入学時には少々負担になるかもしれません。

ただし、入学金に関してはキャンペーンで無料や半額になっていることもありますし、体験レッスンを受けた時に申し込めば無料というスクールも多いので、事前にチェックをしておくといいでしょう。

教材の料金相場

レッスン教材にかかる費用は、スクールによってレッスン料金に含まれているところもありますが、指定の教材やオリジナル教材を購入するところもあります。

一般的に、日常会話や初心者レベルの教材は料金も比較的安く設定されていて、ビジネス英会話やTOEIC、TOEFLなど英語の資格試験対策のようにレッスンレベルが高くなると教材費も高額になります。

教材費の相場は、市販の教材であれば5,000円、オリジナル教材だと10,000円から15,000円ほどとなっています。

ただし、あくまでも相場であって、特別カリキュラムを用意しているスクールの場合はもっと高額なることもあるため、ハイレベルなレッスンを希望している方はレッスンが終了するまでにかかるトータルの費用も確認しておくといいでしょう。

施設使用料の料金相場

施設使用料は管理費用や施設維持費、インターネット使用料などスクールによって項目名が異なりますが、特に小規模の英会話スクールでは毎月負担しなくてはいけないのできちんと費用用途を聞いておくのがベストです。

基本的に大手の場合はかからないものなので、費用用途に納得がいかない場合は、施設使用料がかかるスクールは避けた方がいいかもしれません。

レッスン形式別:英会話スクールの料金相場を比較

英会話レッスンを始めるには、申込時にいろいろな費用がかかりますが、やはり気になるのは毎月必ずかかるレッスン料金です。

レッスン料金は、スクールによって違うだけではなく、レッスン形式によっても変わるのでホームページを調べて比較するのは大変です。

ここでは人気の高い大手英会話スクールの各レッスン形式の費用を簡単に比較できるように、1レッスンの料金から10分辺りの単価まで表でご紹介します。

少人数グループレッスンの料金相場を比較

少人数グループレッスンはマンツーマンでは緊張してしまうけれど、グループレッスンのように大人数だと積極的に会話に参加できないという方に適したレッスン形式です。

ただ少人数といっても定員人数はスクールごとに違いますから、マンツーマンよりは確実に料金は安くなりますが定員人数によってはグループレッスンと変わらないため割高になってしまうかもしれません。

マンツーマンでなくても会話量が確保しやすいという少人数レッスンのメリットを生かすには、料金だけでなくしっかり人数の上限も併せて確認しておくことが重要です。

スクール名 レッスン時間 1レッスン料金 10分辺りの単価 最大人数
英会話イーオン 1レッスン 50分 スキルアップ日常英会話コース
2,843円~5,687円
約490円~1130円 部屋の広さにより定員人数を調整
ベルリッツ 1レッスン 40分 通常約3,000円(税抜) 750円 3人
ECC外語学院 1レッスン 40分 2,444円~3,260円 約610円~815円 4人
シェーン英会話 1レッスン 50分 3,987円 約797円~ 4人
イングリッシュビレッジ 1レッスン 40分 1,050円(税抜) 約260円 2人(3人応相談)
日米外語学院 1レッスン 55分 英会話短期プラン 約3,333円 約606円 4人

グループレッスンレッスンの料金相場を比較

グループレッスンはレッスンを受ける生徒の人数が多くなりますから、その分レッスン料金も割安になるのがメリットです。

カリキュラムがあるコースでもレッスン内容は全体でのディスカッションが多くなるので、講師と話せる機会は減るものの、ある程度の英語力があれば生徒と英語での会話を楽しめます。

ただし基礎ができていないと会話の内容が分からなかったりついていけないこともあったりするので、レッスン料金を抑えたいとしてもマンツーマンから始めてグループレッスンにランクアップした方がいいかもしれません。

スクール名 レッスン時間 1レッスン料金 10分辺りの単価 最大人数
NOVA英会話 1レッスン 40分 月4回コース 1レッスン2,500円
月8回コース 1レッスン2,375円
月12回コース 1レッスン約2,330円
約625円(月4回コースの場合) 5人
ECC外語学院 1レッスン 100分 日常英会話 5,092円(税込)~ 約509円 6人
英会話イーオン 1レッスン 50分 はじめての日常英会話コース 約2,906円 約580円 8人
シェーン英会話 1レッスン 50分
※平日午後1時~3時のみ開講
2,200円 440円~ 6人
英会話リンゲージ 1レッスン 40分 3,000円 750円 5人
ワンコインイングリッシュ 1レッスン 60分 500円 約80円 7人

マンツーマンレッスンの料金相場を比較

グループレッスンと違って会話量をしっかり確保できるマンツーマンレッスンは、効率よく英語を上達させたい方や始めて英語を学ぶ方におすすめです。

レッスンのカリキュラムもレベルに合わせたり、重点的に強化したいセクションに絞ったり、自分の目標や目的に合わせてカスタマイズできるので、初心者の方から英語試験合格を目指す上級者まで満足できるレッスンを提供してくれるのもマンツーマンレッスンの魅力です。

学ぶ目的によってコース内容や教材が異なるので、料金にはばらつきがありますから一概に安い高いを判断することはできませんが、選ぶときの目安として料金相場をチェックしておくといいでしょう。

スクール名 レッスン時間 1レッスン料金 10分辺りの単価
Gabaマンツーマン英会話 1レッスン 40分 5,000円~7,000円 1,250円~1,750円
ベルリッツ 1レッスン 40分 約6,000円~8,000円(税抜) 1,500円~2,000円
NOVA英会話 1レッスン 40分 月4回コース 1レッスン7,000円
月8回コース 1レッスン6,250円
月12回コース 1レッスン約5,830円
※別途月会費
1,750円(月4回コースの場合)
ECC外語学院 1レッスン 80分 17,050円~ 約2,130円
シェーン英会話 1レッスン 40分 7,287円~ 約1,820円~
英会話イーオン 1レッスン 50分 約9,656円 約1,930円
英会話リンゲージ 1レッスン 40分 10,800円 270円

英会話スクールの料金相場についてのまとめ

オンライン英会話は英会話スクールよりも料金が安いというだけではなく、毎日英語学習ができる、教材費が無料などのメリットがありますが、英会話スクールは生の英語が学べる、カリキュラムの内容が優れているなどオンライン英会話にはないメリットがあります。

料金だけを考えればオンライン英会話がベストですが、本気で英語を習得したいのであれば実際に通って学べる英会話スクールの方が吸収は早いかもしれません。

英会話スクールはグループレッスンであれば料金も低く設定されていますし、レッスン回数によって費用を抑える事も可能です。

もし、料金やカリキュラム内容で迷いがあるようでしたら、毎日の勉強はオンライン英会話で、実践の場として英会話スクールにも週に1回通うという勉強法もあります。

いずれにしても、英語習得は費用面を重視するより学習量の確保や習得に適したカリキュラムでレッスンを受けることの方が大切なので、料金だけではなく費用対効果をしっかり計算して検討するのが正解です。

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