クライストチャーチ留学4つの魅力と費用を解説!生活費を抑えるコツもご紹介
ニュージーランド第2の都市で、南島最大の街、クライストチャーチは、空路、鉄道、バスなど交通の拠点になっています。
都会の顔を持つ一方で「ガーデンシティ」と呼ばれるように公園が多く緑豊かな側面もあるクライストチャーチ。留学の魅力や費用を探ってみました。
クライストチャーチが留学生に人気の理由
クライストチャーチはニュージーランドの人気留学先ランキングで第2位にランクインするほど人気があります。その理由とは?詳しく見ていきましょう。
クライストチャーチ の基本情報
クライストチャーチの基本情報は次の通りです。
- ニュージーランド第2の都市
- ガーデンシティと呼ばれるほど公園が多い
- 温暖な気候で過ごしやすい
- オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジに由来することから市の名前がついた
- イギリスに似た雰囲気がある
クライストチャーチという市の名前は、イギリスのオックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジ出身の政治家が入植を進めたことに由来します。そのためか、街はイングランド風の庭園や公園が多く、イギリスに似た雰囲気があります。
クライストチャーチが留学先として人気が高い理由
クライストチャーチは温暖な気候で、夏は暑すぎず、冬は寒すぎずといった過ごしやすいところが留学生に人気があります。
また、交通の便がよく、ニュージーランドでのハブ空港となっているクライストチャーチ国際空港をはじめ、市内を循環するバスやトラム(路面電車)など移動に便利な点も留学生をはじめ海外からの渡航者に人気があります。
クライストチャーチ留学4つの魅力
クライストチャーチ留学が日本人に人気があるのは、次のように多くの魅力があるからです。詳しく見ていきましょう。
- イギリスの雰囲気が楽しめる
- 適度に都会と自然が融合している
- 給与(時給)がいいので働きがいがある
- 観光名所が多く休日も充実
イギリスの雰囲気が楽しめる
上でも書いた通り、クライストチャーチは入植したイギリス人の出身校にちなんで市の名前がつけられました。そのため、市内にはいたるところにイギリスの雰囲気があふれています。
そのひとつ、クライストチャーチ大聖堂はイギリスからやってきた移民によって創設されました。2011年の震災で大きな被害を受け、元の姿は見られませんが、現在は近くに日本人建築家が設計した紙の聖堂が仮設大聖堂として使用されています。
他にもイギリス風の庭園や公園が多く、「ガーデンシティ」と呼ばれるほど。市内のいたるところでイギリスの雰囲気が楽しめます。
適度に都会と自然が融合している
クライストチャーチ大聖堂の周辺はビジネス街や商業施設が多く、にぎわっています。そのような都会の顔を持つ反面、市内や校外には豊かな自然があふれています。
世界で3番目に広いハグレー公園には植物園や大きな池があり、その近くを流れるエイボン川など市内でも自然を満喫できます。
語学学校の通学途上で街の雰囲気を楽しんでみましょう。
給与(時給)がいいので働きがいがある
クライストチャーチはショッピングモールや飲食店が多く、アルバイトの求人がたくさんあります。
しかもニュージーランドは最低賃金が1時間17.70ドル(大人の場合、2019年4月現在)で、1NZドル=80円の場合、1416円になります。
日本のアルバイトで時給1,400円はそう多くはないため、最低賃金が17.7ドルはかなり高いと言えるでしょう。
勉強と両立させて、生活費を稼ぐことができますよ。
観光名所が多く休日も充実
クライストチャーチは市内にはさまざまな公園があります。散策したり、エイボン川で船に乗ったり、市内をサイクリングしたり…といった楽しみ方ができます。
また、市内を一望できる「クライストチャーチ・ゴンドラ」、南極体験ができる「国際南極センター」、泳ぐイルカが見られる「ドルフィンクルーズ」、1日1便だけ運行されるトライツアルパイン号に乗ってサザンアルプスを抜ける内陸横断など、さまざまな観光が楽しめます。
休日が充実している点もクライストチャーチ留学の魅力ですね。
クライストチャーチ留学のデメリット
デメリットというほどではないのですが、クライストチャーチ留学ではお金の使い過ぎに注意が必要です。
ショッピングモールが充実しているので、せっかくアルバイトをしてもお金を使ってしまう可能性があります。また、「グルメの街」でもあるので、おいしいものがあふれています。
アルバイトで稼いでもすぐにお金がなくなってしまう…ということのないように気をつけましょう。
カジノにも気をつけて
クライストチャーチ・カジノは市内の中心地にあります。入場できるのは20歳以上ですが、レストランやバーもあるおしゃれなスポットで、観光客にも人気があります。
「一度経験のために行ってみよう」という程度なら問題はないのですが、深みにはまるとお金をつぎ込んでしまうことになるので要注意です。
直行便がない
日本からはクライストチャーチまでの直行便がありません。そのため、最低でも1回は乗り継ぎをする必要があります。
もっとも便利なのはオークランドを経由する方法ですが、どこを経由してもクライストチャーチに到着するまでは時間がかかります。
渡航計画を立てるときは、早めに航空券を手配して所要時間も確認しておきましょう。
クライストチャーチ 留学の費用はどれくらい?
留学で重要なのは資金計画です。クライストチャーチ留学にかかる費用を見てみましょう。
- 渡航に関する費用
- 滞在費
- 生活費
- 学費
- その他諸費用
クライストチャーチ 留学の渡航に関する費用
まず、渡航に関する費用として、次のものがかかります。
内訳 | 費用 |
---|---|
航空券 | 東京→クライストチャーチ (片道)13万円~15万円 |
海外旅行保険 | 留学生賠償責任補償付き (3ヶ月)約35,000円~38,000円 |
ビザの申請費用 | 学生ビザ 5,400円 |
航空券は早期予約がお得
クライストチャーチまでの飛行機代は、航空会社や乗り継ぎの便などによって違ってきます。早期割引やキャンペーンをこまめにチェックしてみましょう。
また、複数の航空会社を比較できるサイトも便利です。少しでもお得に、そして時間のロスがない方法で渡航できるように調べてみてください。
地震が多いクライストチャーチでは海外旅行保険が必須
クライストチャーチは地震が多い地域です。過去には2011年にマグニチュード6.1の「カンタベリー地震(クライストチャーチ地震)」が発生し、多くの人が被害に遭いました。その後も何度か地震が発生しています。
ただ、今は世界のどこにいても何らかの災害に遭うリスクはあるので、むやみに恐れる必要はありませんが、災害でケガをした場合などに備えて海外旅行保険に入っておきましょう。
ほとんどの海外旅行保険は地震や津波、噴火など自然災害でケガをした場合の治療費などが受け取れます。条件は保険によって異なるため、加入前に内容をよく確認することが大切です。
学生ビザの条件
ニュージーランドでは3ヶ月を超える留学の場合、学生ビザが必要です。
ビザ取得は5400円必要です。申請から取得まで日数がかかるケースがあるので、早めに準備しておきましょう。
クライストチャーチ 留学の滞在費
留学で費用がかかるのが滞在費と学費です。まず滞在費を見てみましょう。
ホームステイ、シェアハウス(フラットシェア)、学生寮のそれぞれの宿泊先の1ヶ月の費用を比べてみました。
宿泊先 | 1ヶ月の費用 |
---|---|
ホームステイ(シングル) | 287ドル/週(1ヶ月で1148ドル) (平日は朝夕、週末は3食付き) |
シェアハウス(フラットシェア) | 120~200ドル/週(1ヶ月で480~800ドル) |
学生寮 | 269ドル/週(1ヶ月で1076ドル) |
ホームステイは食事付きなので、生活費をトータルで考えるとお得です。一方、シェアハウス(フラットシェア)の場合は安いですが、別途光熱費や食費がかかります。
また、学生寮がない学校もあるので、留学前に滞在先をよく調べることが大切です。
クライストチャーチ 留学で必要な生活費
クライストチャーチの物価は日本よりやや高めです。食事を自炊するか外食にするか…などで生活費は違ってきます。現地でのライフスタイルをよく考えてから予算を組んでみましょう。
また、通学のバス代や休日のレジャー費用なども必要です。現地でアルバイトをするかどうかも合わせて考えましょう。
クライストチャーチ 留学の学費
学費は学校や選択するコースによって異なります。一般的なコース(フルタイムで週に20時間受講)の場合、約400ドル/週(1ヶ月で1600ドル)前後になります。
1NZドル=75円で計算すると、12万円になります。
クライストチャーチ留学1ヶ月の費用は約30万円
これらの情報を元にクライストチャーチ 留学で1ヶ月にかかる費用は次のようになります。
- 滞在費…約6万円(フラットシェア利用の場合)
- 生活費…約10万円(食費・光熱費・日用品など)
- 学費…12万円
- 交通費その他…2万円
これらの合計を見ると1ヶ月で約30万円かかることになります。
(1NZドル=75円の場合です。為替相場の変動で日本円に換算した金額が変わるので、ご注意ください。)
渡航準備費用も必要
渡航に際しては航空代金、海外旅行保険、ビザ取得費用、身の回りのものの購入などで意外と費用がかかります。
現地の生活費だけでなく、留学前にかかる費用もしっかり計算しておきましょう。
クライストチャーチ留学におすすめのエージェント
クライストチャーチ留学を成功させるには、自分で何もかも手配するのではなく留学エージェントに相談するのがポイントです。
クライストチャーチ留学におすすめのエージェントをご紹介します。
ニュージーランド留学TO GO
ニュージーランド留学TO GOの代表者・高田菜穂子氏は自身も高校生の3年間と大学の1年間をクライストチャーチに留学し、その後の人生が大きく変わったという経験をお持ちです。
ニュージーランド留学TO GOでは小学校留学から中高生、大学生、社会人の語学留学、ワーキングホリデーからラグビー留学やクライストチャーチの農園で過ごすファームステイまで幅広いニーズに対応しています。
留学の目的を共有し、おすすめのコースや学校、滞在先を考えてくれるところがメリットです。
各種学校手続きの無料代行や現地サポートなどきめ細かな支援が受けられます。
留学・ワーホリのサザンクロス
サザンクロスはニュージーランド政府企業庁に正規登録されている留学エージェントです。経験豊富なスタッフがサポートしてくれるので安心です。
主なサポートとしては、各種ビザの申請、現地での保険加入手続き、現地の提携ホームステイを紹介、日本での役所の手続きサポートなどがあります。
また、サザンクロスは留学費用を節約することにも力を入れています。学費の割引や送金手数料の軽減なども行っているので、気軽に相談してみましょう。
クライストチャーチ留学 まとめ
イギリスの面影があるクライストチャーチは日本からの留学生に人気があります。その理由としては、穏やかな気候、適度に都会と自然が融合している、アルバイトの時給が高いので生活費が稼げるなどがあります。
一方、ショッピングモールやカジノ(20歳以上)などで散財する可能性があること、地震が多いという心配もあります。
留学の目的をしっかり決めて、海外旅行保険の加入など準備を進めるといいでしょう。
現地での学校選びや生活に関しては留学エージェントへの相談がおすすめです。