イタリア留学 2020/7/22

フィレンツェが語学留学におすすめできる理由とは?期待できる9つのメリットと費用の概算も詳しく解説!

フィレンツェが語学留学におすすめできる理由とは?期待できる9つのメリットと費用の概算も詳しく解説!
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イタリア共和国中部にある都市で、トスカーナ州の州都でもある観光地、フィレンツェ。中世イタリアの街並みが残る景観が魅力で、街全体が美術館にように美しいと言われる古都です。美術やイタリア文化、音楽に特化しており、多くの見所があるため観光業はもちろんですが、ジュエリーや刺繍などの工芸、靴、皮ジャケットなどの革製品の職人も多い地域として有名です。

それに加えて、実はフィレンツェの市内には教育機関も多いため、世界中から多くの留学生が集まっており、語学習得や専門の技術を習得するために励んでいます。学ぶことができる専門分野が多いフィレンツェは、留学生にとってまさに理想の留学地のはずです。

この記事では、フィレンツェ留学がおすすめできる理由に加え、期待できる9つのメリットと留学に必要な費用について詳しく解説していきます。

フィレンツェ留学が日本人に人気の理由

イタリア国中部に位置し、トスカーナ州の中でも屈指の観光都市であるフィレンツェ。美しい中世イタリアの街並みが残り、巷では「屋根のない美術館」と評されるほど魅力的な街です。どこを歩いても彫刻や美しい建築物が見られ、有名な聖堂や美術館も回りきれないほどあります。街自体が世界遺産として登録されている芸術の都ですので、毎年多くの観光客で賑わうのも無理はありません。

フィレンツェは大都会ではありませんが、大変コンパクトな作りの街なので生活に不便はありません。日常的に使える鉄道や路線バスも充実していますし、他の都市に行ける長距離バスも整っています。ですから、ヨーロッパの各都市へのアクセスも抜群ですので、気軽に小旅行もでき、まさに魅力的な立地です。また、フィレンツェの気候は年間を通して過ごしやすい暖かな気候です。日本と同じように四季があり、夏の暑さには注意が必要ですが、基本的に四季の変化に慣れている日本人には心地よい気候でしょう。

観光地としてよく知られているフィレンツェですが、実は世界的には留学地としても人気があります。フィレンツェは標準のイタリア語を話す中部地方に位置していますし、なおかつ多くの語学学校や大学もあるため、留学地として最適な場所なのです。昔から留学生を沢山受け入れてきた背景を持っているせいか、外国人への対応に慣れている現地人も多く、海外初心者の方でも住みやすい街と言われています。

各国の留学エージェントも多く在住していることもあり、フィレンツェに訪れる留学生の国籍は実に多彩です。中には日本人スタッフがいる語学学校もあるため、最近では日本人の留学生も増えつつあります。初めての留学経験の方でも、気負いなく馴染める留学地であることは間違いないでしょう。生活の便利さ、気候の良さ、留学プランの豊富さなど留学に適した条件が整っている都市ですので、世界中の留学生から注目されている理由も納得できます。

フィレンツェ留学のメリット

有名な観光地であると同時に、学業に専念しやすい環境が整っている留学都市、フィレンツェ。人の出入りは多いので静かにのんびり暮らしたいという方には不向きですが、色んな人に出会い、色んな経験をし、多くのことを学びたいという方にはおすすめの留学地です。

また中世イタリアの美しい景観を残しつつも、同時に近代的な交通機関も充実しているため、外国人にとっても生活しやすい環境が整っています。近隣の他の都市へのアクセスも良好ですので、気軽に遊びに出かけたり旅行もでき、大変魅力的な立地でもあります。

とはいっても、フィレンツェ留学の人気の秘訣はそれだけではありません。他にも、フィレンツェに留学することのメリットにはこのような要素が考えられます。

  • 語学学校の選択肢が多い
  • コンパクトな街で移動も便利
  • 住民がフレンドリーなので居心地が良い
  • 日本人が少ないので語学力を鍛えることができる
  • 比較的治安が良い地域である
  • 日本人に適した気候が魅力
  • 見所が多いので飽きることがない
  • 他の都市に行くのも便利な立地
  • 学生に優しい割引制度がある

ではここから、フィレンツェ留学のメリットを一つずつ詳しくご紹介していきましょう。

語学学校の選択肢が多い

 
フィレンツェはイタリア国内の中でも特に、昔から留学都市として有名です。その理由は、語学学校などの教育機関が多いこと。しかも語学学校によって規模や趣向が異なるため、自分の目的や興味に合わせて様々な留学コースを選ぶことができるのです。

フィレンツェ留学で一番人気があるのは、やはり語学留学。イタリア語を習得することが目的ですが、これも人によってレベルや目標は様々。日常的なイタリア語を話したいという方もいれば、ビジネス用語まで習得したいという方もいますし、専門の技術を学ぶためにイタリア語を理解したいという目的の方もおられます。そのため、フィレンツェにある語学学校の多くは少人数制を採用し、初心者レベルから上級者レベルまでクラス分けし、留学生が自分のレベルに合ったクラスで学ぶことができるように配慮しています。

また留学コースの期間も最短1週間から長期までと幅広く、1年を通じていつでも入学可能な学校が多いので、年齢や状況に関係なく柔軟に留学プランを立てることができるというメリットがあります。

またフィレンツェでは語学留学の他に、ファッション、デザイン、イタリア料理、美術や芸術関係、音楽、工芸など様々な分野での専攻分野があり、留学コースは多彩です。特にフィレンツェは、ジュエリーや刺繍などの工芸職人、靴や皮ジャケットなどを作る革製品の職人が多い場所ということもあり、見習いの職人留学も人気があります。様々な目的やニーズに合わせたコース選びが可能ですので、色んなことを体験することによって趣味やキャリアの幅を広げ、将来の可能性を広げるきっかけを作れるはずです。

コンパクトな街で移動が便利

観光地のイメージが強いため、フィレンツェを大きな都市と思っておられる方も多いですが、実はフィレンツェは思ったよりもコンパクトな街。ですが、その程よい街の大きさが魅力でもあります。

フィレンツェの街の中心部は歩いて回れるほどの大きさで、観光地となっている聖堂や美術館などのスポットもほとんど固まっているため、その多くが徒歩で移動できます。街中を観光するために自転車シェアリングも利用できますので、車がなくても街中をあちこち移動でき便利です。実はフィレンツェ市内中心地は地元住民の自家用車やタクシー、バス以外の自動車の乗り入れが制限されている箇所が多く、どちらにしても車移動は困難です。フィレンツェの街を移動する手段は、基本徒歩か自転車ですので、交通費もかからず留学生にとってもありがたい限りです。

また、フィレンツェの街は生活面でも大変便利。スーパーや市場、役所や銀行など必要な物はある程度の範囲に固まっているので、買い物に不自由もなく過ごせます。もし留学中に日本食が恋しくなっても、近くにアジア食材店がありますので日本の食材や調味料を手に入れることもできます。コンパクトな作りで生活動線がスムーズなフィレンツェの街は、交通費などを浮かしたい節約志向の留学生にピッタリの場所と言えるでしょう。

住民がフレンドリーなので居心地が良い

留学中は、その土地の住民との交流も楽しみの一つです。特にフィレンツェの住民は、典型的なラテン系気質。多くの人が思い描くイタリア人のイメージそのままです。

いろんな性格の方がいるのは当然ですが、基本的にフィレンツェの住民はフレンドリーでおおらかな人が多い傾向があります。初対面でも気さくに話しかけますし、顔なじみともなればまるで古くからの友人だったかのように気遣ってくれます。観光地として有名なため、比較的外国人の扱いに慣れているというのも理由かもしれませんが、留学生がもともと多い地域のため、街の住民全体が学生を気にかけている、そんな感じさえします。何度も通う飲食店やお店のスタッフと仲良くなり、授業の様子や試験について心配してくれたりすることも多い様子。

このような環境のため、初めての留学でもホームシックにならずに済んだという留学生は少なくありません。ですから、フィレンツェに留学した日本人留学生もすぐに慣れることができ、居心地よく暮らすことができるのです。

日本人が少ないので語学力を鍛えることができる

世界には留学地として人気がある場所は多くありますが、国によっては日本人留学生ばかりという国や地域もあります。と思えば、ほとんど日本人が見当たらず外国人ばかりに囲まれて過ごすことになる場所もあります。どちらにもメリットとデメリットがありますが、もし語学の習得を一番に目指しているのであれば、日本人が少ない場所を選んだほうが良いかもしれません。

これは留学経験者や留学エージェントが口を揃えて言うことですが、どうしても母語は楽なので、身近に日本人がいると日本語で話してしまい、イタリア語を話す機会が格段に減ってしまうと言います。語学は使わなければ上達しませんし、話さなければ習得できません。

この点でフィレンツェは、日本人の語学留学には向いている土地と言えるでしょう。一般的に留学先として人気があるのは、英語圏である国々。イタリア語を学びたいという方は大抵、ファッションやデザイン業界の専門的な教育を受けるためにイタリア語を習得したいとか、オペラなどの独特な技術習得のためにイタリア語を理解しなければならないなどの明確な目標があり、そのための必須段階として語学習得に励んでいる方が多い傾向にあります。ただ単にイタリア語を学んでみたいという方もおられますが、必要に駆られてという背景の方が圧倒的に多いのです。これは、英語の語学留学をする方との大きな違いの一つでしょう。

そのため、イタリア語学留学を選ぶ人は人数も限られており、特に国の距離も遠い日本からの留学生は少ない傾向があります。またもしイタリア留学するのであれば、都市部のローマやミラノに外国人留学生は集中します。都会で便利ですし、渡航しやすいからです。イタリアの都市部なら日本人留学生の姿も見られますが、フィレンツェやシエナなどのトスカーナ地方は田舎なので日本人の比率はぐっと下がります。確かに便利さは劣りますが、語学学校のクラスには日本人が自分だけということも少なくなく、語学の習得に集中できることは言うまでもありません。比較的少人数でしっかりとイタリア語を学びたい方には、フィレンツェ留学はおすすめスポットです。

比較的治安が良い地域である

留学先の治安は、留学生やその家族にとって最大の関心事です。特にイタリアはヨーロッパの中でも治安が悪いイメージが強い国ですから、親御さんの中には子どもが留学する場所としてイタリアを選ぶことに不安を感じる方も少なくないようです。

ですが、外務省のホームページを確認しても近年大きなトラブルはなく、比較的治安が良いフィレンツェ地区。近寄ってはならない場所や危ない区域があるわけでもなく、外国人でも安心して生活することができる地域です。

ただ、どうしても観光地には観光客目当てのトラブルも多いと言います。特にヴェッキオ橋やシニョリーア広場、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)周辺は観光客が多いため、それを狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪が見られているようです。

ですから、貴重品を人目に付く場所に置かないとか、カバンから目を離さないとか、人気のない裏路地には入らないなどの最低限の自己防衛は必要です。きちんと自己管理し、基本的な防犯意識を持って生活していれば、フィレンツェで危ない目に合うことはないでしょう。

日本人に適した気候が魅力

留学生にとって健康管理のバロメーターともなる気候。生まれ育った日本と大きく違う気候の中で過ごすことは、本人が思っているよりも影響力が大きく、身体にも大きな負担がかかります。留学の予定期間を健康な状態で過ごせるかにも、大きく関わってくるはずです。

フィレンツェの気候は、基本的に日本と同じく四季に左右されます。春と秋が過ごしやすく、夏は暑く、冬が寒いというサイクルも同じなので、日本人にとっては馴染みやすい気候であり、比較的適応しやすいようです。年間を通して気温の変動は大きく、一日の間で温度の変化が著しく激しい場合も。急激な朝晩の冷え込みも特徴的です。ですが基本的には、年間を通して東京都とほぼ同じの気候と考えて良いでしょう。

ただフィレンツェの夏には注意が必要です。近年では日本の夏も暑いと言われていますが、フィレンツェも地形が盆地に当たるため、夏はとんでもなく暑いと覚えておいた方が良さそうです。学校の寮やルームシェア用の部屋にはクーラーが無いところも多いので、基本ただ耐えるしかありません。一番暑い時期は7月から8月にかけてと期間は短めですが、この間は風も少なく熱中症になりやすいので、暑さが苦手な方は夏の時期を避けて留学期間を考慮しても良いかもしれません。

見所が多いので飽きることがない

イタリアの観光地の中でも、特に長い歴史を感じることができる建造物が多いと言われるフィレンツェ地区。古くからある教会や美術館、昔の雰囲気がそのままのアパートなど、中世のヨーロッパをイメージできるとあり観光客にも人気があります。

コンパクトな街の中に多くの観光スポットがひしめいているので、留学中に有名な場所を観光したり、友達と一緒に街を散策する学生も多い様子。首都のローマや都会のミラノまでわざわざ出なくても、フィレンツェの中だけで十分楽しめますし、勉強の息抜き手段も豊富なので飽きることがありません。これもフィレンツェ留学のメリットの一つと言えるでしょう。

他の都市に行くのも便利な立地

フィレンツェの立地はイタリアの中部地方。この場所は他の都市へのアクセスも良好で、移動も旅行もしやすいというのが魅力の一つです。フィレンツェから優雅な景観を持つと言われるボローニャまでは約30分程度、ピサの斜塔が有名なピサやルッカへは約1時間程度、水の都ヴェネツィアへは約2時間程度、首都ローマも同じく約2時間程度の距離で、とてもちょうどいい位置にある街なのです。そのためフィレンツェは観光の拠点に利用されることも多く、フィレンツェを拠点にすれば他の主要な都市へ日帰り旅行も可能です。

また飛行機でも市内中心部に近い空港から、パリ、ロンドン、アムステルダム、ウイーン、ミュンヘン、マドリードなどの主要都市に直行便が飛んでいるため、ヨーロッパ旅行の拠点になるというメリットも!LCCなどを利用すれば、低価格で気軽にヨーロッパ旅行ができてしまいます。

日本からヨーロッパ旅行に行くとなると時間とお金がかかりますが、フィレンツェにいる間なら日帰りでも楽しめる程気軽な旅行を経験できます。留学生活を送りながら観光や旅行も思う存分楽しめる好立地が、フィレンツェの最大の魅力です。

学生に優しい割引制度がある

フィレンツェでは留学期間中に国際学生証を提示すれば、いろんな場所でお得な割引制度を利用することができます。

例えば、美術館や博物館の入館料が無料になったり、ホテルやレストランの割引、航空券の割引、映画館の割引など。普段の生活の中でも何かと便利ですし、近隣のヨーロッパ諸国を旅行するときにも随分お得になります。ぜひ上手に活用してみてください。

フィレンツェ留学のデメリット

外国人に対しておおらかな住民が多く、住み心地が良い街フィレンツェ。観光地なので人の出入りが多く静かに生活したいという方向きではありませんが、便利で賑やかな留学生活を送りたい方にはおすすめの場所です。またフィレンツェには多くの語学学校があるため、色んな留学スタイルを実現することができるというメリットもあります。そのため世界中から多くの留学生が集まってきます。

とはいえ、どんなに良い条件が揃っていても、海外に住むということはそんなに簡単な事ではありません。その土地ならではの悩みや問題点もありますから、もし実際に生活するのであれば、留学先のデメリットに自分がうまく対応できるかどうかを事前に確かめておく必要があります。
例えば、フィレンツェ留学で考えられるデメリットには以下のようなものがあります。

  • 事前にイタリア語を勉強しておく必要がある
  • 日本からの直行便がない

ではここから、フィレンツェ留学のデメリットについて一つずつ詳しくご紹介します。

事前にイタリア語を勉強しておく必要がある

フィレンツェ留学で一番人気があるのは、やはり語学留学です。イタリア語を学ぶために行くのですが、だからと言って全くイタリア語の基礎がない状態で留学地に赴くのは無謀なことです。イタリア語初心者でも問題なし!と案内している語学学校は多いですが、初めから授業に乗り遅れないためにも、イタリア語の文法は一通り頭に入れておいた方が無難です。

イタリア語が全く初心者の場合、まず難関となるのは渡航する時のトラブル対応。渡航時にトラブルや予期できない出来事に巻き込まれる可能性は大いにあります。そんな時全くイタリア語が話せないとなると事態はややこしくなり、本人のストレスも増えます。せめて挨拶のフレーズや場所を聞けるくらいの語学力は必要でしょう。

もちろんイタリア人でも英語を話せる人もいて、困った時に英語を介して通訳してくれる場合もありますが、基本的にはイタリア人は英語を話しません。そもそも英語圏ではないのですから、当然と言えば当然でしょう。イタリア語が話せなくても英語ができれば現地で何とかなると考えておられる方も多いようですが、言葉の違いはそんなに簡単なものではありません。

特にイタリア語は英語とは違い、普段日本で使わず耳にする機会もないので、自主的に勉強しないとある程度の基礎も身に付きません。いざフィレンツェに留学して初めから苦労しないためにも、イタリア語の基礎ぐらいは習得しておく必要があります。

日本からの直行便がない

日本からフィレンツェに行きたい場合、残念ながら飛行機の直行便はありません。日本からの直行便があるのは、首都ローマと大都市ミラノだけです。フィレンツェに行く場合は、ローマやミラノを経由したり、他の国の都市を経由し乗り継いで行くことになります。

日本からイタリアに行く便数は多いため不便はありませんが、乗り換えのトランジットも便によって差が大きいため、体力、気力ともに必要となります。一般的に利用が多いのは、エールフランスやJALなどのパリ経由、ルフトハンザでフランクフルト経由、アリタリアでローマやミラノ経由など。他にもミュンヘン、チューリッヒ、ロンドン、モスクワなどを経由する便もあります。

各航空会社によって乗り継ぎ時間も違い、中には乗継場所で一度降りて観光を楽しんでから、再度目的地へ乗継する方もおられます。利用方法は無限ですが、乗継便は時間がかかるので体力を使い、疲れることは言うまでもありません。

フィレンツェ留学実現に必要な費用の概要

フィレンツェ留学実現において、やはり一番重要になってくるのは留学費用です。留学期間や学校選び、留学の内容、滞在方法などによってそれぞれ必要な総額は変わってきますが、まずは必要な情報を集め、予算を立てて、その中で自分に合ったベストな留学プランを練っていく必要があるでしょう。

一般的にフィレンツェ留学に必要な費用は、1ヶ月につき平均で25万~39万円前後と言われています。もちろん生活スタイルや選ぶ学校の違いなどで必要な費用の概算は異なりますが、一般的に参考にされている金額です。具体的な内容例を以下に示しています。

●語学留学した場合の費用(参考にしていただける例)
項目 必要な費用
航空券(往復) 12万円前後
語学学校 13万円前後
滞在費 8万円前後
交際費 3万円
海外旅行保険 2万円
合計 38万円程度

※この費用の中にはビザの申請費用や食費などを含む生活費は含まれていません。実際にはこの価格よりも上回る可能性が高いので、あくまでも参考価格としてご覧ください。

語学学校の費用

 
フィレンツェに留学する場合、一番大切な費用となるのは学校の授業料。もちろん金額は一律ということではなく、留学時期や場所、期間、学校のレベルなどによって変化します。平均としては年間約185万円~290万円の費用を計画しておくことが必要なようです。

この金額の開きは、留学の目的の違いに左右されます。語学習得のための留学なのか、大学への正規留学をするのか、おけいこ留学なのかなどで掛かる費用が大きく異なってきますので、それも念頭において計画すると良いでしょう。同じ語学学校でも様々なタイプのものがあり、かかる学費も変化しますが、おおよそ1ヶ月で平均7万円〜15万円前後必要になると考えられます。

●語学留学した場合の期間別平均費用表
期間 費用の目安
1ヶ月 26~39万円前後
3ヶ月 60~82万円前後
6ヶ月 136~160万円前後
1年間 185~290万円前後

※この費用の目安には、航空券(往復)と語学学校の学費、滞在費、生活費が含まれていますが、その他の必要な費用は含まれていませんのでご注意ください。

フィレンツェ留学では一番人気があるのは、やはり語学レッスン。フィレンツェの語学学校には、公立(大学付属の語学学校)と私立の語学学校があり、特に私立の語学学校はコースや留学期間など豊富な選択肢があることが魅力の一つです。多少公立よりは学費が高めですが、自分の目的に合わせて融通が利くため留学生には人気があります。

また語学留学の他にも芸術、料理、音楽、カルチャーなど本場イタリアならではのアクティビティやセミナーが豊富に用意されているのもフィレンツェ留学の特徴の一つ。若い学生だけにから社会人・シニアの方まで存分にイタリア文化を体験することができます。特に芸術の都というだけあり、工房や美術関連コースの質が高いことも注目すべき点。革製品や靴、彫金、絵画、硝子(ステンドグラス)などの職人技をじっくりと学ぶことが可能で、手に職をつけたい方におすすめです。

フィレンツェはとにかく学校の数が多く、全体的に学費が抑えられている傾向もあるため、予算が限られている留学生でも選択肢は広いでしょう。そのため、自分の目的に合わせて上手に選べば学費以上の価値がある学校で学ぶことができます。ですが、安さや口コミだけで安易に学校を選んでしまうと、教師のレベルや教育レベルが低かったり、生徒が多すぎて学習の質が悪いなど失敗してしまう可能性も。まずはなるべく多くの情報を集めて、留学経験者の評価を参考にしたり、留学エージェントに助けてもらうなどして賢く学校選びを行いましょう。

滞在費用

フィレンツェ留学で学費の次に大きな金額が予想されるのは、滞在費です。多くの留学生が節約に励み費用を浮かせようと努力しますが、どうしても固定費として出ていく家賃は大きな出費になります。また海外では、特に滞在費は金額に比例して安全性なども関係するので、安ければ良いというものでもありませんから難しいところです。

ですが、滞在方法は幾つかの中から選択することができ、選び方によっては費用を抑えることも可能なので、滞在費用の節約も十分可能です。
フィレンツェ留学の際、選択肢としては寮、ホームステイ、ルームシェアが一般的です。

寮の場合の費用

●フィレンツェで寮生活をする場合の費用目安:1ヶ月平均4万~10万円前後、年間平均48万~120万円程度
フィレンツェ留学で寮生活を選択した場合、滞在費用は上記に記した金額を参考にしていただけます。金額に大きな差があるのは、寮の築年数や特約(女性専用、セキュリティなど)あり、利便性、立地、入寮率などによって違いがあるからです。どうしても中心地にある寮なら高額になりやすいですし、郊外にある寮ならリーズナブルな価格になりやすくなります。

比較的大きな語学学校や大学であれば、学校の敷地内に寮がある場合が多いため、非常に便利です。タイプは様々で、ドミトリータイプや最新のマンションタイプの寮がある場合も。タイプや部屋数によって金額には差がありますが、大抵の場合共同のキッチンや自炊設備もあるため、自炊して生活費の節約も可能です。基本的には食事はついていませんが、寮によっては寮母さんが食事を作ってくれたり、朝食だけついている場合もあるので事前に確認しておきましょう。キャンパス内の寮はセキュリティ面でも安心ですし、何より近いので留学生には特に人気です。

寮生活の費用も大きな金額が必要なのでどうしようか迷うかもしれませんが、寮生活をすることには沢山のメリットがあり、実際に寮生活をして良かったと感じる留学生は少なくありません。色んな国籍の留学生と仲良くなることができますし、色んな文化を直接体験できるので大きな財産にもなります。自分の生活スタイルに合っていて、無理なく暮らせるのであれば、是非寮生活を体験してみてください。

ホームステイの場合の費用

●フィレンツェ留学でホームステイをする場合の費用目安:1ヶ月平均6万~11万円前後、年間平均72万~132万円程度     
フィレンツェ留学でホームステイをする場合、費用の目安は寮生活の場合とさほど変化はありません。ただし、ホームステイ先の中には生活費や消耗品の金額を含めているスタイルのファミリーもいるので、その場合は若干寮の費用を上回ることもあります。ですが、総合的に見ればその方が生活費を安く抑えられることも多いため、留学生には人気がある滞在方法です。ホストファミリーと話し合い、自分達なりのスタイルを確立すると良いかもしれません。

フィレンツェ留学でホームステイをするメリットは、なんと言っても一般の家庭の中で普通に生活する体験ができることです。家庭を大切にし、お母さん中心の大家族でワイワイ言いながら食事を楽しむのが大好きなイタリア人。温かい雰囲気に癒され、居心地の良さを感じることができるでしょう。

また年齢層が様々なホストファミリーと会話をするため一生懸命話しますので、語学能力やコミュニケーション能力もかなり上がると言われています。学友以外の人に自分のイタリア語が伝わるかどうか試す機会にもなるでしょう。なるべく現地の生活に密着した生活スタイルを望んでいる留学生には、おすすめの滞在方法です。

ルームシェアの場合の費用

●フィレンツェ留学でルームシェアをする場合の費用目安:1ヶ月平均5万~13万円前後、年間平均60万~156万円程度
フィレンツェ留学でルームシェアをしようと思った場合、費用はどこに住むかで大きく差が出ます。当然のことですが、中心地を選ぶと費用は高めで年間156万円前後、しかしちょっと不便でも郊外を選ぶと年間60万円前後まで下げることができます。

フィレンツェを含め海外では、シェアハウス、もしくはルームシェアは一般的な生活スタイルです。どうしても一人暮らしをしようとすると家賃が高くなりますが、シェアハウスやルームシェアなら滞在費をかなり安く抑えることが可能です。うまくいけば1ヶ月5万円以下の金額で滞在できる場合もあります。また、フィレンツェの物件の多くは家具付き、家電付きが一般ですので買いそろえる必要もなく便利です。また、Wi-Fi完備や光熱費込みのところも多いため、全体的に見れば何かとお得です。

フィレンツェには語学学校が多く、昔から留学生の受け入れには慣れている土地柄ですから、ルームシェア向きの家やアパートメントも多く、比較的容易に見つけやすいはずです。通っている学校に紹介してもらったり、学友からの紹介、ローカルのサイトから探すことができます。もし自分だけで探すことに不安があるなら、現地の情報に特化している留学エージェントに相談して、安全で安く借りられる家を探してもらうこともできます。

渡航費用

●フィレンツェ留学で必要な渡航費用の目安:平均6万円~18万円前後
実際にフィレンツェに行くために必要な渡航費用。大抵は飛行機を利用しますが、多くの方がイメージしているほど高額なものばかりではありません。時期や購入時期をよく考えれば、予算よりも低い金額で購入することは十分に可能です。世間が休暇の時は航空券も値上がりしますので、長期休暇後の時期を選んだり、比較的高い直行便ではなく、トランジットが長い乗継便で行くことによっても渡航費を抑えることができます。

日本からフィレンツェに行く場合に利用できる最寄りの空港は、フィレンツェ・ペレトラ空港。ですが日本からの直行便はないため、成田からローマのフィウミチーノ空港を経由してフィレンツェまで行くか、関空からパリのシャルル・ド・ゴール空港を経由してフィレンツェに行くなどの乗継便が主流です。その他にも、フランクフルトやチューリッヒから乗継便があります。乗り継ぎ便のパターンは多く、便数も問題ないので大変便利な渡航でしょう。日本からの便で行く場合の所要時間は、約13~15時間。乗り継ぎの回数が増えれば、それだけ所要時間も加算されます。

フィレンツェ空港からフィレンツェ市内までのアクセス方法は幾つかありますが、一番よく使われているのはシャトルバス。フィレンツェ空港と市内を結ぶ「Vola in bus」は、朝5時半〜深夜0時半まで運行しており、夜8時半以降は1時間に1本、通常は30分に1本の便があります。運賃は片道6ユーロ、往復チケットなら10ユーロと割安になります。

もし大きな荷物を抱えてバスで移動するのがきついなら、タクシーを使うという選択肢もあります。外国のタクシーは「ぼったくられる」というイメージが強いので敬遠する方も多いですが、フィレンツェのタクシーは、空港から市内(逆の場合も同じ)に行く場合に料金があらかじめ設定されているので、安心!平日は22ユーロ、祝・休日は24ユーロ、夜間(夜10時〜朝6時)は25,30ユーロ、荷物1つあたり(最大7つまで)1ユーロなど。料金設定はこまめに変動しているようなので、利用前に確認した方が良いかもしれませんが、この標準の金額を大きく上回ることはないでしょう。

海外保険費用

●フィレンツェ留学で必要な海外保険費用の目安:1ヶ月平均1万5000円~3万円前後、年間平均20万円~36万円程度
海外に旅行する時や滞在する時に任意で加入することを薦められる、海外保険。中には、海外保険は高いので加入しないという方もおられますが、急な事故やケガ、病気に自分だけで対応するのは決して簡単な事ではありません。特に海外の場合、治療費や薬代が実費になることがほとんどですので、海外保険に入っておかなければ自分ですぐに賄える金額ではありません。それはフィレンツェでも同じことです。

学生にとって毎月多額の保険代を払うことは、とても負担が大きいことであることは理解できなくもありませんが、留学生の中には病院代を払えないので治療に行かず、結果体調を崩してしまう学生も見受けられます。そうなれば勉強どころではなくなってしまい、留学期間を満了できない可能性もあります。それはとても残念なことです。

ですから、慣れない場所でのもしもの時のために、海外保険には入っておくことをおすすめします。自分の身を守る一つの方法として、真剣に検討してみると良いでしょう。インターネットを利用すればどこでも申込みできますし、エージェントに依頼して手続きの代行をしてもらうとスムーズです。

ビザの申請費用

●フィレンツェ留学で必要なビザの申請費用:日本人の就学ビザに関しては免除されるようになったため、現在では無料。
フィレンツェに留学する場合、90日以内であればビザの取得は必要ありません。ですが、90日を超えた長期留学になる場合は、目的に合ったビザを事前にイタリア大使館で取得する必要があります。就学ビザだけでも5種類あり、どのような学校に留学するかによって必要書類や手続の流れが変わってきます。きちんと必要ポイントをチェックして、スムーズに取得できるように理解しておきましょう。

また、フィレンツェに到着後8日以内に滞在許可証の申請が必要です。これはビザの申請とは別物ですので、忘れないようにしましょう。
ちなみにすべてのビザに共通している必要書類は以下の通りです。

  • 滞在先に関する書類(賃貸契約書や入居証明書、ホームステイ先からの受け入れ承諾書)
  • 資金を証明できるもの
    (留学費用が自己資金の場合:資金の入っている銀行口座の通帳、家族が資金提供する場合:所定の保証書、実印登録証明書、保証人名義の銀行口座の通帳、奨学金の場合:奨学金発給証明書)
  • 滞在予定全期間をカバーしている医療費の項目が無制限の海外傷害保険の契約書

語学留学用の就学ビザ

これは私立の語学学校でイタリア語を勉強するのに必要なビザのことです。必要な書類は、すべてのビザに必要な共通書類と合わせて以下のものを揃えておく必要があります。語学学校に依頼して、事前に揃えておきましょう。

  • 入学許可書(授業内容、レベル、授業時間数、期間が明記されているもの。校長の署名のある正式なもの)
  • 教育監督局により教育機関として認可されていることがわかる書類
  • 経営母体の登記簿謄本(商工会議所に法人登録されている場合のみ)
  • 学校への支払いが完了していることを示す書類

大学・音楽院・美術大学留学用の就学ビザ

これは在東京イタリア文化会館を通じて出願するもので、在東京イタリア文化会館の留学者リストに掲載されている人のみ、このビザの申請することができます。ビザの申請には、共通必要書類に加えて入学許可書が必要になります。

大学院留学用の就学ビザ

このビザを取得するには、共通必要書類に加え修士号や博士号を取得することが可能なイタリアの公立、私立大学の大学院入学許可書が必要になります。

交換留学用の就学ビザ

このビザの申請には共通必要書類に加えて、下記の書類を揃えておく必要があります。 

  • 日本の大学からイタリア総領事館にあてた英文ビザ発給依頼書
  • 両校のあいだで取り交わされた交換留学協定書のコピー
  • イタリアの大学からの入学許可書もしくは受入れ承諾書

職業訓練校留学用の就学ビザ

このビザの申請には共通必要書類に加えて、下記の書類を揃えて置く必要があります。

  • 職業訓練校として州に認可されていることを証明する書類
  • 日本で同じ分野の専門教育を修了したことを証明できる書類(卒業証明書)

これらナショナルビザと言われるビザは、91日以上のフィレンツェ滞在の為には必ず必要なものですので、取得を忘れないようにしましょう。現在では日本のイタリア大使館でビザ申請のオンライン予約が可能ですので、比較的簡単に申請手続きができます。

イタリアだけに限らず、多くの国ではビザの申請に関してシビアになっています。テロなどの国際問題が多くなっているため、他の国からの入国に関して審査が厳しくなっているからです。ビザがうまく発行できないと予定した日に入国できなくなってしまうこともありますので、トラブルを避けるためにもビザの申請は事前の確認を怠らず、スケジュールに合わせて余裕を持っておこなうようにしましょう。

生活費用

●フィレンツェ留学で必要な生活費用の目安:1ヶ月平均5万~8万円程度、年間平均60万円〜96万円前後 
留学生活で他に大きな経費として考えておくべきなのは、やはり毎日の生活費。食費が一番大きなウエイトを占めますが、その他にも消耗品や日々の生活に必要な物の購入費、交際費なども含まれますので、金額は大きくなりがちです。これは個人の生活スタイルや金銭感覚も関係しますので、個人差が如実に出る経費分野ともいえるでしょう。

フィレンツェは大都会ではありませんので、首都のローマや大都会ミラノに比べれば物価が安い方ですが、観光地なため実際の生活費は東京の平均価格と変わらないと考えておいても損はありません。例えば、ちょっとしたレストランに入ればランチで1,200円程度、ディナーなら3,000円前後は必要です。特別高くもないですが、特別安くもない…といった感じです。

ただ工夫次第では食費を下げることは可能で、外食する場合もお店の選択肢が豊富なので、個人差がかなり出ます。学生が多いこともあり、市場の近くや学校周辺にはリーズナブルなイタリアンカフェがあったり、ピザやパスタの露店も多くあります。観光地の近くや中心街のレストランは少し高い傾向があるので、先に値段を見てから決めると良いでしょう。

おすすめなのは、多くの留学生が心がけているように自炊して食費を抑える方法です。フィレンツェにはスーパーやメルカートと呼ばれる市場、朝市が多いので、生活用品の買い物は非常に便利です。特に主食であるパスタの材料は日本よりも安く、いろいろな種類のものを購入することができます。生パスタやモッツアレラチーズ、新鮮なトマトやフルーツなども安く、学生の中には毎日パスタを食べているという人もいるほど。

また日本人には嬉しいアジア食材店も多いのが特徴。留学生の中には中国国籍の学生も多いため、アジア系のお店は意外に多いのです。他にも日本人が経営しているレストランもあったりして、食の面では大きなストレスなく過ごせそうです。工夫次第でいくらでも節約が可能ですし、楽しみながら自炊生活を満喫ことができるでしょう。

フィレンツェ留学をサポートしてくれるおすすめのエージェント

世界遺産となっている美しい街並みと多くの留学生を抱える留学街、フィレンツェ。観光地としての人気もさることながら、語学留学以外にも多くの選択肢を提供してくれる街とあって、留学生には特に注目されています。コンパクトな街の割には生活に不便もなく、教育環境の幅も広いため、外国人にとっても大変暮らしやすい場所です。そのため近年では、日本人の留学生も増えるようになり、今からフィレンツェ留学を目指しておられる留学予定の方も少なくないことでしょう。

とはいえ、これはどの留学生にも言えることですが、初めての海外留学の場合、どうしても不安や心配が絶えないものです。期待や好奇心と同時に、一体何から準備したらいいのかと戸惑いを覚える留学生も少なくありません。色々な書類集めや手続き、準備、情報収集をすべて自分だけでこなすにはかなりの時間と労力を要します。

それで多くの場合、留学準備のサポートを行ってくれる留学エージェントにすべてをお任せしている留学生は少なくありません。エージェントは留学に関してはプロですし、留学に関する最新情報を持っているので、お願いした方が効率よく準備できる場合も多いからです。

ただ、留学エージェントにも特徴や得意分野があり、特定の地域や都市に特化していたり、サポート場所が限定されているエージェントもあります。ですから、自分にぴったりサポートを受けるためには、留学先候補の都市に詳しいエージェントに依頼するのが最適でしょう。
ではここから、フィレンツェ留学をサポートしてくれるおすすめの留学エージェントを詳しくご紹介していきます。

ラストリゾート

留学エージェントとして多くの実績を積んでいる、ラストリゾート。留学経験のある方や業界の中では良く知られている留学エージェントです。海外留学やワーキングホリデーを含め、10万人以上が利用し、その実績は実証済みです。

ラストリゾートでは、留学生に個人個人の希望や目的を最大限に生かしてほしいと願っているため、出発前の留学カウンセリングに力を入れています。できるだけ依頼者にとって必要なサポートだけに絞り、留学生活を円滑に進めるために必要な語学学校の入学手続きやホームステイ先の紹介など、重要なポイントを的確に掴むようにしています。そのため、ひとりひとりの希望・目的・予算に合わせた留学プランを幅広く提案できるのです。

また、留学中も多くの留学生を受け入れてきた現地スタッフが全般的にサポートを行いますので、出発前も留学中も安心して頼っていただけます。現地にサポートしてくれる人がいるというのは大きな安心感があり、ご本人だけではなく、送り出されるご家族にも安心していただけます。

イタリア留学センター イタリアーナ

イタリア中部フィレンツェの留学コンサルタントグループ、イタリア留学センター「イタリアーナ」。全員日本人スタッフで構成されていますが、イタリア国のP.IVA登録をしているイタリア現地グループです。日本語で相談できるという強みはもちろん、スタッフは皆イタリア留学経験者ですので、自身の経験を活かしながら適切なサポートとアドバイスをしてくれます。

現地から生きた情報を伝えたいという熱い思いを持ち、現地サポートを最大の強みにしています。現地にいるからこそ最新の情報を取得でき、留学諸事情やビザ関連の最新情報、宿泊先、諸手続き関係などもスムーズに対応できます。また、なるべく依頼者の不安や心配を取り除いてあげたいという思いから、質問には迅速に全て応えられるようにメールコンタクトは24時間対応という心意気も嬉しい限り。スカイプやLINEアポイントで無料留学相談もすぐに対応可能です。

また日本でも留学無料相談会を1年に2回開催しており、出発前のサポートも万全。まずは無料相談から始めてみるのも良いでしょう。

留学会社アフィニティ

1978年から続く長い歴史と十敵を持つ留学エージェント、アフィニティ。実績が多いこともあり、2000校以上の語学学校や専門カレッジ、大学など教育機関の正規代理店として豊富な情報量が自慢の一つです。

留学会社アフィニティはカウンセラー業務に特に力を入れており、依頼者の希望に最大限に沿うことを意識しています。個性豊かなカウンセラーが揃い、カウンセラー全員が海外留学経験者という安心感も提供しています。外国の状況というのは良く変化しますから、定期的な現地視察を行い、海外から学校スタッフを招いてのセミナーも随時開催し、最新情報に特化しているカウンセラーばかりです。

またなるべく費用を抑えて留学したいという方が多いことも踏まえて、サポートは無料ですので安心していただけます。なるべく不要なサポートは除き、リーズナブルな留学を目指しています。現地オフィス、教育機関との協力も密接ですので、留学期間中もすぐに対応してくれる心強さが留学生に人気の秘訣なのかもしれません。

フィレンツェ留学 まとめ

イタリアのトスカーナ州に位置し、歴史と芸術とが共存する美しい街フィレンツェ。観光地として有名なため大きな都市のようなイメージがありますが、実際フィレンツェの街は大変コンパクトな作りで、主要な観光スポットも固まっているため、ほとんどが徒歩圏内に収まっています。しかも中心地から少し離れれば、周辺は緑も豊かで、美しい街並みに自然が溶け込み、見事なコンビネーションの景観を体感できます。そのため、観光のハイシーズンには多くの観光客で賑わいます。

またフィレンツェには多くの語学学校や教育機関があるため、留学生を受け入れる教育環境は万全です。語学留学以外にも、芸術面での専門的な教育を受けたり、職人の技術を習う留学スタイルも人気があります。フィレンツェならではの留学パターンも多いですから、世界中の留学生に注目されるのも無理はありません。

イタリアは治安があまりよくない国というイメージが強いですが、フィレンツェの属するトスカーナ州はイタリアの中でも比較的治安が良いとされています。観光地スポットには常に人がいて安全ですし、留学生が多い教育都市であるせいか、大きな犯罪やトラブルは耳にしません。また年間を通して気候が良く、過ごしやすい環境が整っているため、日本人を含む外国人留学生が多く滞在しています。

フィレンツェのベストシーズンは春と秋ですが、4月~6月初旬、9月~10月中旬が一番良い時期と言われています。この時期は観光客もどっと増え、同時に留学生の数も増えます。短期留学生が集中する時期には、すぐに寮やホームステイ先が埋まってしまったりするので、早めに準備に取り掛かる方が良いでしょう。のんびりとした留学を望んでいるのであれば、比較的留学生が少ない冬季を狙うと良いかもしれません。

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