カナダ留学 2019/6/6

カルガリー留学のメリット&デメリット、必要な費用を徹底解説!

カルガリー留学のメリット&デメリット、必要な費用を徹底解説!
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カナダで5番目に大きいアルバータ州最大の都市・カルガリーは、日本人留学生に人気のスポット。豊かな自然と文化に恵まれ、「世界で最も住みやすい都市ランキング2018」でも、大都市のトロントやバンクーバーを押しのけて世界4位に選ばれています。そんなカルガリーへの留学には、いったいどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?カルガリー留学に必要な費用や、おすすめのエージェントについても、ご紹介しましょう。

カルガリー留学が日本人に人気の理由とは?

カナダは気候風土や国民性が日本に近く、治安も良いので、多くの日本人留学生に選ばれる人気スポットとなっています。

カナダの留学先候補といえば、バンクーバーやトロント、モントリオール、カルガリー、ビクトリアなどの都市。その中でも日本人留学生が特に多いのは、バンクーバーやトロントなどの大都市ですが、中には「カルガリーに留学に行きたい!」と考える人もいます。

それはなぜかというと、カルガリーはロッキー山脈の麓にあって雄大な自然を満喫でき、バンクーバーなどに比べて物価も安く、暮らしやすいからです。日本人が比較的少ないことも、本気で英語を学びたい人にとっては魅力のひとつです。

「カナダの雄大な自然を感じながら、勉強がしたい」「休日にウィンタースポーツを楽しみたい」という自然派には、カルガリー留学はお勧めと言えるでしょう。

カルガリー留学のメリット・魅力

治安・医療・環境・文化・教育・インフラのすべてが充実していて、学生から大人まで、留学先として最適なスポットと言えるカルガリー。そんなカルガリー留学には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

  • 物価が安いので、暮らしやすい
  • ロッキー山脈とカナダ平原の雄大な自然を堪能できる
  • 訛りのない美しい英語をマスターできる
  • 治安が良く、安心して暮らせる
  • 「世界一クリーンな街」にも選ばれるほど、街がきれい
  • 日本人が少なく、語学を習得しやすい
  • 日本から直行便が出ている
  • バス路線が充実し、交通費も安い
  • 教育レベルが高い
  • 街の人々がフレンドリー
  • 夜9時ぐらいまで明るいので、放課後にたくさん遊べる
  • ウィンタースポーツを満喫できる
  • 世界最大のウェスタンショー「カルガリー・スタンピード」が見られる

どうですか?「バンクーバーなどに比べて田舎だと思っていたら、意外と魅力的な街」と思った方も、多いのではないでしょうか。では、カルガリー留学の具体的なメリットについて、お話ししましょう!

物価が安いので、暮らしやすい

留学先として人気のカナダですが、バンクーバーなどは物価が高く、長期留学となるとかなり大きな出費となるため、二の足を踏んでしまう人も少なくありません。その点、カナダの中でも物価が安く暮らしやすいのが、カルガリーです。

カルガリーのあるアルバータ州には州税がなく、下表のように連邦付加価値税(GST)を払うだけで済みます。バンクーバーの税金は12%、トロントは13%もかかるのに、カルガリーはたったの5%!これはカナダ国内では最も低い税率で、その分滞在費用を安く抑えることができます。

都市(州) 州税(PST) 連邦付加価値税(GST) 合計(HST)
カルガリー(アルバータ州) 無し 5% 5%
バンクーバー(ブリティッシュコロンビア州) 7% 5% 12%
トロント(オンタリオ州) 8% 5% 13%

州税(PST)とは、カナダの各州で徴収している税金のことで、州によって税率が異なります。連邦付加価値税(GST)とは国の税金で、商品やサービスに課され、これは3州ともに5%となっています。その合計(HST)というのが、日本でいう消費税のようなものです。

ただしカナダ国内では、食材や家賃などに税金がかからなかったり、子供服や本のように州税がかからないものもあります。その点は日本の消費税とは異なるため、一概に「税金が安いから留学生の生活が楽」とは言い切れない部分もあるかもしれません。

それよりも留学生にとって大きいのは、家賃の安さです。カルガリーは家賃やホームステイの料金が安く、トロントで月9万円するようなホームステイ先でも、カルガリーなら7万円ほどで利用することができます。

たとえば1年間留学すると、上記の場合トロントとカルガリーでは月2万円の違いがあるため、2×12=24万円も違いが出てしまうため、留学費用に大きな差が出ます。「カナダは治安がいいので留学したいけれど、滞在費が高くて…」という人には、カルガリー留学はイチ押しと言えるでしょう。

ロッキー山脈とカナダ平原の雄大な自然を堪能できる

カルガリー留学の大きな魅力のひとつが、雄大な大自然です。街の中心部は高層ビルが建ち並ぶ都会ですが、バスや電車に乗って20分ほど行けば、周辺にはカナダ平原の美しい自然が広がっています。車で1時間ほど走ると、カナディアンロッキーの大自然にも触れることができます。

バンフ国立公園やヨーホー国立公園など、世界有数の観光地に出かけることもできます。バンフ国立公園は、まるで絵画から抜け出たような美しさで、世界遺産にも登録されています。休日を利用して訪ねてみると、留学の素晴らしい思い出となるでしょう。

訛りのない美しい英語をマスターできる

カルガリーの人々は訛りのない美しい英語を話すので、留学をするときれいな英会話をマスターすることができます。美しい英語をマスターできるかどうかというのは、留学する人にとって第一条件と言ってもいいほど、重要な要素です。

でもカナダは全体的に英語の訛りが少ないので、カルガリー留学のメリットというよりは、カナダ留学のメリットと言えるかもしれません。ただし、ケベック州などはフランス語が公用語なので、フランス訛りが入ってしまうため、美しい英語を学ぶ場所としてはもうひとつと言えます。

治安が良く、安心して暮らせる

カナダの治安は全体的に良いのですが、その中でもカルガリーは石油や天然ガス産業が盛んで、経済が豊かなこともあり、他の都市に比べ治安が良い街として知られています。世界で最も安全な国に住んでいる日本人は、治安の悪さに慣れていないので、最初の留学先としてカルガリーを選ぶのは賢明な選択と言えます。

ただしダウンタウンの4つのエリアのうち、NE(ノースイースト)は低所得者や移民が多いので、治安はあまり良くありません。滞在先としては、富裕層の多いNW(ノースウェスト)か、SW(サウスウェスト)を選ぶのがベストです。

「世界一クリーンな街」に選ばれるほど、街がきれい

カルガリーは2013年に「世界で最も住みやすい都市ランキング2018」(イギリスのエコノミスト・インテリジェンス・ユニット発表)で4位に選ばれたこともあるほど、生活しやすい街として知られています。カルガリーの洗練された美しい街並みに囲まれて、気持ちよく留学生活を送ることができます。

日本は世界の中でも清潔度の高い国なので、アジアなどに留学をすると、街の汚さにショックを受けて、モチベーションが下がってしまうしまう人も少なくありません。その点、カルガリーは衛生環境も申し分なく、長期留学の人も快適に過ごせるでしょう。

教育レベルが高い

全体的に教育水準の高いカナダですが、その中でもカルガリーは教育レベルが高いことで知られています。カルガリーで正式に教師として働くには、学位だけでなく教育学の過程を修了し、その後も2~3年間インターンシップのような実務経験を積む必要があります。

また、カルガリーの教師の多くは修士号や博士号を持っていて、質の高い教育が受けられる環境が整っています。実際、経済協力開発機構(OECD)の国際的な学力調査の結果でも、読解力やサイエンスの分野でカルガリーはトップクラスです。

そのため、カルガリーの公立高校に留学する場合などは、リーズナブルに高い教育が受けられ、コスパはかなり高いと言えます。大学の教育水準も高く、留学するならカルガリーの高校や大学はお勧めです。

街の人々がフレンドリー

カルガリーは多民族・多文化が共存する街で、国による文化の違いに関しても寛容な人が多く、日本人留学生に対してもとてもフレンドリーです。その点は、現地の人と仲良くなるのに時間がかかるイギリスなどに比べて、かなり楽だと感じるかもしれません。

現地の人とすぐ仲良くなれれば、英語が上達するのも早くなりますし、何より楽しく日々を過ごすことができます。

日本人が少なく、語学を習得しやすい

バンクーバーやトロントなどに比べて、カルガリーは日本人留学生が少なく、日本人だけで群れ社会を作ってしまうようなこともあまりありません。そのため、「何とかして英語で伝えなければ」と感じる場面も多く、必然的に英語をマスターするペースも速くなります。

「自分は英語が話せるようになるために、留学をするのだ!」という意識を強く持っている人には、カルガリー留学はおすすめです。ただしカルガリーはカナダ国内の留学候補地として、いま注目されつつあるので、今後は日本人留学生も少しずつ増えてくるでしょう。

日本から直行便が出ている

日本とカルガリーは直行便で結ばれているので、安心して渡航することができます。「行きと帰りだけだから、直行便でなくてもいい」と考える人もいるのですが、途中で違う国に降りるというのは、何かと不安もつきまとうもの。直行便で行ければ、それに越したことはないでしょう。

特に中学生や高校生などが留学する場合は、直行便が出ていることはマストの条件とも言えます。親御さんも「途中で違う国で降りて、何かあったらどうしよう?」と心配になりますし、直行便でダイレクトに行ける方が絶対に安心です。現地に着いたら、エージェントの人も迎えに来てくれるので、初めての国で戸惑うこともありません。

また、直行便はほとんどの場合、日本語が話せるキャビンアテンダントが同乗しているので、その点も安心です。乗り継ぎの際に荷物を紛失するといった心配もなく、現地に到着するのも早いので、さまざまな点で直行便のメリットは大きいと言えます。

バス路線が充実し、交通費も安い

留学中はバスや電車が主な移動手段になりますが、カルガリーは市内の隅々までバスが走っているので、どこへ行くにも楽に移動することができます。90分以内なら何回でも乗り換えができるトランスファーチケットというのがあって、使い方次第ではお得に乗車することも可能です。

また、電車はダウンタウン区間内の乗車が無料という、日本では信じられないようなサービスもあります。バスとうまく組み合わせると、交通費をかなり節約することができるでしょう。

夜9時ぐらいまで明るいので、放課後にたくさん遊べる

カルガリーはカナダ国内でも特に日照時間が長く、夜9時ぐらいまで明るいので、スクールの授業が終わった後にたくさん遊ぶことができます。日本は夏でも7時頃には暗くなってしまうので、カルガリーに留学すると、最初はビックリするかもしれません。

「日が沈むまでは行動する時間」という意識が、人間の心のどこかにあるので、毎日2時間以上も得した気分になれそうですね。

ウィンタースポーツを満喫できる

1988年にカルガリーで冬季オリンピックが開催されたことでもわかる通り、カルガリーはカナダを代表するウィンタースポーツの街です。ロッキー山脈の大自然を活かして、さまざまな冬のアクティビティを楽しむことができます。

カナダ・オリンピック公園では、スキーやスノーボードが楽しめます。休日はカルガリーから車で1時間半、バスで2時間ほど走ると、ウィンタースポーツで有名なバンフもあります。

また、カルガリーはNHLアイスホッケーのカルガリーフレームスチームの本拠地なので、スコシアバンク・サドルドームで熱気に満ちたアイスホッケーの試合を観戦することもできます。サドルドームは馬の鞍をイメージした独特の形の屋内競技場で、観光地としても一度は訪れたい場所です。

世界最大のウェスタンショー「カルガリー・スタンピード」が見られる

カルガリーに留学すると、異文化を満喫できるイベントが数多くあります。その中でも最も魅力的なのが、世界中から100万人もの観光客が集まる世界最大のウェスタンショー、「カルガリー・スタンピード」です。

7月上旬に10日にわたって行われる、このイベント。カルガリーの街にはカウボーイハットを被った人々を数多く見かけるようになり、街の人々がいかにこのお祭りを楽しみにしているかがわかります。馬にまたがって会場へ向かう人もいるほど本格的なイベントで、「地上最大のアウトドアショー」とも言われています。

迫力満点のロデオや、幌馬車レースなどを体験することで、カルガリーのカウボーイ文化を肌で実感することができるでしょう。カルガリーに留学するなら、ぜひこの10日間は挟みたいものです。

カルガリー留学のデメリット

メリットいっぱいのカルガリー留学ですが、実はカルガリーにもデメリットはあります。カルガリーはバンクーバーなどに比べて冬の寒さが厳しく、寒がりの人にはちょっと応えるかもしれません。語学学校も少ないので、コースの選択肢が少ないというデメリットもあります。

  • 冬の寒さが厳しく、-20℃を下回るときもある
  • 語学学校が少なく、コースの選択肢が少ない
  • 日本から遠いので、留学の途中で帰国しづらい

カルガリーが大都市とはいっても、やはりバンクーバーなどに比べると小さいので、語学学校の少なさでそれを実感するかもしれません。では、カルガリー留学のデメリットについて、詳しくお話ししましょう!

冬の寒さが厳しく、-20℃を下回るときもある

「カナダ留学は憧れだけど、冬が寒くて大変」と思っている人も、多いのではないでしょうか?そのイメージにピッタリなのが、カルガリーです。気候が穏やかなバンクーバーなどに比べると、カルガリーの冬は寒く、最低気温は-15℃。ときには-20℃を下回ることもあり、日本の北海道レベルの寒さと言えます。

しかしその代わり、春から夏にかけては非常に過ごしやすく、湿気も少ないので快適に生活することができます。冬場でも家の中自体はとても暖かいので、外を歩くときの防寒対策さえしっかりとすれば、室内では暖かく過ごすことができます。

語学学校が少なく、コースの選択肢が少ない

カルガリーを留学先として選ぶ上で残念なのが、語学学校が少ない点です。ただし、カナダの有名な語学学校はカルガリーにも集まっているので、内容に関して特に不満を感じることはないかもしれません。自然が多い土地柄のせいか、語学学校の雰囲気はバンクーバーやトロントなどに比べると、のんびりしているのが特徴です。

日本から遠いので、留学の途中で帰国しづらい

日本とカルガリーは直行便で結ばれているので、その点に関しては便利ですが、さすがにアジア留学などに比べると飛行時間ははるかに長く、9時間半ほどかかります。そうなると1年間留学する人は、せいぜい夏休みに帰国する程度で、あとは帰らずに我慢することになるかもしれません。

その点、フィリピンなどの英語留学であれば、航空券代も安いので気軽に一時帰国ができます。長期留学を考えている人は、その辺も考慮して留学先を選ぶことが大切です。

カルガリー留学に必要な費用はどれぐらい?

カルガリーの留学費用は、アメリカやイギリス・オーストラリアなどへの留学に比べれば安めですが、フィリピンやマルタ・ノルウェーなどの国に比べると高めです。カナダ国内ではどうかというと、バンクーバーやトロントといった主要な留学先の中で、カルガリーは留学料金が最も安く済みます。

では、1年間カルガリーに留学して語学学校に通い、休日のレジャーも楽しむと、いったいいくらぐらいかかるのでしょうか?

項目 費用
航空券(往復) 8万円~20万円程度
語学学校 80万円~220万円程度
滞在費 50万円~80万円程度
交際費 15万円~30万円程度
海外旅行保険 8万円~10万円程度
ビザ申請費 1万円~2万円程度
1年間の合計 162万円~362万円程度

これはあくまで一般的な例で、現地で泊りがけの旅行に頻繁に行けばもっと費用はかかりますし、英語をマスターする目的のみに集中すればもっと安く済むケースもあります。ごく普通のカルガリー留学にかかる費用は、1年間でおおよそ160万円~360万円、平均的には260万円前後といったところです。

トロントやバンクーバーへの留学に比べて、カルガリー留学は少なくとも20万円以上安く済ませることができるので、カナダ留学の費用を抑えたいならカルガリーを選択するのがお勧めです。

<航空券の費用> 8万円~20万円

航空券は、渡航時期や乗り継ぎの有無などによっても、かなり料金が変わってきます。渡航時期を雨季に設定し、安い航空会社を選び、シアトルなどで乗り継ぎをしてカルガリーまで行けば、かなり安く済ませることもできるでしょう。航空券の購入も、早めに済ませた方が割引を受けられます。

留学生が一般的に使う航空券には、搭乗日時指定の「FIXチケット」と、フライトの変更ができる「OPENチケット」があります。当然OPENチケットよりもFIXチケットの方が安いので、短期留学の人はFIXチケットを利用している人が多いようです。

しかし長期留学の人は、いつどんな理由で帰国日が変更になるか、予測がつかない人も多いでしょう。その場合は、多少高くてもOPENチケットにしておいた方が賢明です。また、カナダの航空会社の中には、チケット代は安くても安全面で心配な航空会社もあるので、その辺も確認しておく必要があります。

<語学学校の費用>80万円~220万円程度

カルガリーの語学学校の学費は、カナダ国内の他の都市に比べて、やや安めに設定されています。同じ語学学校のバンクーバー校とカルガリー校を比べてみると、5パーセント程度カルガリー校の方が安くなっています。

語学学校の学費は、割引を利用するかしないかで、同じ授業を受けても払うお金が変わってきます。中には「入学金無料」「4週間以上申し込むと授業料1割引」「ロッキー山脈旅行付き」といったサービスを提供している語学学校もあります。

では、割引を一切しない語学学校は入らない方がいいのかというと、そうでもありません。教育内容に自信があるために、割引をしなくても生徒が集まるというケースもあるからです。留学費用の中でも、学費は最もケチってはいけない費目の代表格とも言えるので、語学学校の教育内容はしっかりと調べておいた方が良いでしょう。語学学校の質は、留学の満足度に大きく影響します。

<滞在費用>50万円~80万円程度

カナダの留学先としてよく挙げられるのが、トロント・バンクーバー・モントリオール・ビクトリア・カルガリーの5都市ですが、その中でもカルガリーは最も家賃が安く、物価も安いため、滞在費を安く済ませることができます。

また、カルガリーはバンクーバーのように食の宝庫で遊ぶ場所がたくさんある都市と違い、自然を満喫できるゆったりとした街なので、休日もお金をあまり使わずにエンジョイすることができます。そういう意味では、滞在費は最も節約できる費目と言えるかもしれません。

<交際費>15万円~30万円程度

留学先では、さまざまな人との素晴らしい出会いがあります。そしてその出会いが、留学を楽しいものにしてくれるので、交際費はある程度確保しておくのがベストです。

ただし、物価の高いバンクーバーなどと違って、カルガリーの場合は税金が安く物価も安いという利点があります。友人と出かけて食事をしても、他の都市ほどお金がかからないので、安心して交流することができるでしょう。

カルガリー留学におすすめのエージェント

留学を考えるときに、どこの語学学校に行ったらよいのか、また宿泊先をどうするかというのは、重要な問題です。しかし、海外の生の留学情報は日本になかなか入らないので、自分だけで決めるのは不安も多いでしょう。

そこで便利なのが、留学エージェントです。旅行の計画を練るときに旅行エージェントに相談するように、留学の場合も留学専門のエージェントに相談した方が、安心して留学の予定を組むことができます。

ただし、留学エージェントによっては、利用者の満足よりも自社の利益を優先するエージェントもあるので、注意が必要です。費用の安さやオプションの充実度だけに惑わされず、エージェントの歴史や事業内容・口コミ情報などさまざまな情報を調べた上で、信頼できるエージェントを選ぶことが大切です。

日本人が現地で運営する留学エージェント、カルガリー留学センター「ピークカナダ」

カルガリーは日本人の留学生が少ないため、現地のエージェントがあまりないのですが、その中で希少な存在と言えるのが、カルガリー留学センター「ピークカナダ」です。

カルガリーのダウンタウンに本社を置く現地の留学エージェントで、カウンセリングは無料。留学してからも何かあれば日本人アドバイザーに相談でき、安心して現地での生活を送ることができます。

ピークカナダの特徴は、毎週金曜日に2時間程度、無料の英語授業を開催していること。語学学校で学ぶだけでなく、エージェントでも英語を学ぶ機会があり、英語の伸ばし方についてのアドバイスももらうことができます。

代表の本田さんは、カルガリーの大学を卒業し、現地在住15年の日本人。街情報から進路相談まで何でも相談できる、頼りになる存在です。他にも女性の日本人アドバイザーが2名いるので、安心して現地での生活が送れます。

カナダ最大の日本留学エージェント 「BRAND NEW WAY(ブランニューウェイ)」

「BRAND NEW WAY(ブランニューウェイ)」は、カナダ最大の日本留学エージェント。 カナダと日本に直営オフィスがあり、東京での留学手配とカナダ7都市の現地サポートを行っており、カルガリーでの現地サポートも行っています。

留学エージェントの中で、唯一カナダ連邦政府の認可を受けていて、カナダ全体で年間1,300名以上の日本人留学手配を行っています。東京オフィスでは、個別カウンセリングの他に留学やワーキングホリデーの説明会、TOEIC模試、無料英語クラス、ランゲージエクスチェンジ、ビザ申請サポート、懇親会なども行っています。

東京支店で毎月丁寧な説明会がある「Jpcanada留学センター」

東京支店で毎月丁寧な説明会を行っているのが、「Jpcanada留学センター」。バンクーバーに事務所を置く留学エージェントで、バンクーバー在住の日本人が利用するカナダ最大規模の日本語ポータルサイトも運営しています。

説明会は第一部が「成功するカナダ留学・ワーキングホリデー」をテーマとした、70分間の体感型セミナー、第二部はカナダ留学の基礎知識や、学校選びの注意点、ワーホリ申請注意点、英語の勉強法などについての70分間のお話があり、情報ガイドも無料でもらえます。

留学エージェントを選ぶ前に、とりあえずJpcanada留学センターの説明会に参加して知識を得ておくのも、ひとつの方法かもしれません。カルガリーにもサポートオフィスがあるので、何かと安心です。

カルガリー留学 まとめ

カルガリー留学のメリット&デメリット、留学費用、おすすめの留学エージェントについてご紹介しました。治安の良いカナダの中でも物価が安く、日本人が少なく、カナディアンロッキーの大自然に抱かれて過ごすカルガリーでの留学生活は、「海外に留学に来た!」という実感を確実に味わえる日々となるでしょう。

せっかく海外に留学するのですから、日本人の多い地域で生ぬるく過ごすのではなく、カルガリーのような若干レアな場所で英語をしっかりとマスターするのもお勧めです。カルガリー留学を具体的に考えるなら、まずは信頼できる留学エージェントを見つけ、カウンセラーに相談しながら着実に計画を進めていきましょう!

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