カナダ留学 2019/6/20

トロント留学のメリット&デメリット、必要な費用を徹底解説!

トロント留学のメリット&デメリット、必要な費用を徹底解説!
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オンタリオ州にあるカナダ最大の都市・トロントは、バンクーバーと並んでカナダ留学の人気スポットです。トロント市の人口は約250万人ですが、周辺地域を含めると800万人規模の大都会で、イタリア人や韓国人・インド人などさまざま国の人々が住む人種のるつぼでもあります。そんなトロントへの留学には、いったいどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?トロント留学に必要な費用や、おすすめの留学エージェントについてもご紹介しましょう。

トロント留学が日本人に人気の理由とは?

トロントはカナダの経済の中心と言われ、中心部には超高層ビルが建ち並んでします。しかし、大都会の風景ばかりかというと、そうではありません。トロントには自然も多く、超高層のビルが建ち並ぶ一角を一歩離れると、のどかな自然の風景が広がっています。

トロントは大都会なので、交通の便は申し分なし。英語の学習環境も良く、世界の国々の人と友だちになれ、グルメにエンターテイメントにと、楽しむことにも事欠きません。つまり、留学生が一般的に求めているものは、何でも揃っている街と言うことができます。

トロント留学のメリット・魅力

では、トロント留学には具体的にどんなメリット・魅力があるのでしょうか?

  • カナダ最大の都市だから、何でも揃っている
  • さまざまな国の人々と出会い、グローバルな感覚を養える
  • エンターテイメントが充実している
  • 治安が良く、日本人留学生も多いので安心
  • 交通の便が良く、世界の国々へダイレクトで行ける
  • 英語の学習環境に恵まれている
  • 世界各国の美味しい料理が味わえる
  • 日本食が充実している
  • 英語があまり話せなくても、アルバイトに雇ってもらえる

トロントの魅力は、何と言ってもカナダ最大の都市であることです。留学中に、たとえば「ミュージカルが観たい」「近くの国に旅行に行きたい」「日本食が食べたい」と思ったときに、何も苦労せずにそれが実現してしまう、そんな便利さが魅力の街と言えるでしょう。

また、いろいろな人種が暮らす大都会ならではの自由な雰囲気は、縛られることが嫌いな人にとっては天国のようです。教育面でもレベルが高く、日本人も多いので、長期留学でも心配なく過ごすことができるでしょう。そんなトロント留学のメリット・魅力を、詳しくお話しします!

カナダ最大の都市だから、何でも揃っている

カナダのトロントと言えば、カナダの中でも最大の都市。日本で言えば東京にあたる場所です。トロントの街の中には、116階建ての超高層タワーもそびえ立っていて、宝石を散りばめたような夜景も圧巻です。

そんな大都市に留学生として身を置くことは、さまざまな点で大きなメリットがあります。たとえば自分が外国人で、日本に留学しようと思った場合、どこの街を選ぶでしょうか?京都や北海道などは、留学中に観光で行きたい場所ではあっても、住むとなると不便なこともあります。その点、東京なら交通は便利で、何でも揃っていて、日本の最高峰の教育や芸術にも触れることができます。

カナダも同じで、トロントに住んでいれば大都会なので、何でも揃っていて不便に感じることはありません。最新のミュージカルを観たいと思えば、いつでも行くことができ、日本食が食べたければお店は選び放題!大都市ならではの自由で華やかな雰囲気も、留学生にとっては魅力的です。

さまざまな国の人々と出会い、グローバルな感覚を養える

もともとカナダは移民の国で、なおかつトロントは人種のるつぼとも言える大都会なので、さまざまな国の人々と出会うことができます。トロントの街を歩いていると、向こうからイタリア語が聞こえたかと思えば、背後からは韓国語が聞こえるなど、英語以外の言語があちこちに飛び交っています。

「英語を学びに来たのだから、他の国の言葉は関係ない」と考える人もいるかもしれませんが、そもそも英語を学習するのは“世界共通の言語”だからであって、いろいろな国の人と国を越えた関係を築くことは、英語を学ぶ本来の意味でもあります。トロントの環境は、そんなグローバルな感覚を養う上で、絶好のチャンスを与えてくれます。

たとえばトロントに暮らしていると、フィリピン系カナダ人といったように、生まれも育ちもカナダなのに、親がフィリピン人のためにアジア人の顔をしたカナダ人に出会ったりします。日本にいるとほとんどあり得ない“混ざり合う文化”を経験することは、自分の中の古い常識を破り、新たな価値観を築くことにもつながることでしょう。

エンターテイメントが充実している

日本で「観劇に行きたいね」「コンサートに行こうか?」と言ったときに、「東京公演ならあるけど、地方ではないみたい」という話を聞いたことはありませんか?カナダもそれと同じです。カナダ国内の芸術や文化・スポーツはもちろん、海外のアーティストのステージが集結するのは、やはり大都会のトロントです。

トロントの街には大小40以上の劇場と、50以上のバレエ団・ダンスカンパニー、6つのオペラ団体・2つの交響楽団が活動し、国も手厚く財政援助を行っています。そのため、芸術・文化活動がとても盛んで、トロントのエネルギッシュな街で、さまざまな文化や芸術に触れることができます。

そもそもトロントという街の名称は、トランテン(人と会う場所)という意味からきているとか。先住民族のヒューロン族は、その名の通り“人と出会える街”を作り続け、今のようなグローバルシティが出来上がりました。

人と出会うために生まれた場所が、留学生にとって住みづらい筈はありません。トロントでの毎日は常に刺激的で、世界中のコスモポリタンと共に、楽しく充実した留学生活が送れるでしょう。

治安が良く、日本人留学生も多いので安心

カナダは全世界の中でも治安が良く、初めて留学する日本人には最適な国です。その中でもトロントは日本人留学生が多く、日本人同士で助け合いながら留学生活を送れるので、その点はとても安心です。

留学中は言葉や文化の違いに戸惑うことも多く、また日本では遭遇しないようなトラブルが起きてしまうこともあります。そんなときに、いつでも相談できる日本の友人に恵まれていることは、大いに心の励みになるでしょう。

ただし、どんなに治安がいいと言われるカナダでも、海外にいる限りは心を引き締めて生活をすることが大切です。日本の外務省のデータによると、カナダの犯罪発生率は日本の5倍と言われています。

交通の便が良く、世界の国々へダイレクトで行ける

トロントは大都会なので、もちろん交通はどこよりも便利です。移動手段をバスや電車に頼る留学生にとって、交通が便利なのは本当に助かるでしょう。トロントの市街を移動するときは、一般的にバスや地下鉄・ストリートカー(路面電車)を利用するのですが、これらが共通で使える月額定期券を買えば、学生運賃でさまざまな場所に移動できます。

また、留学を考えている人の中には、「せっかくカナダに行くのだから、カナダの近くの国にも旅行に行ってみたい」と思っている人もいるでしょう。その場合も、トロントに住めば世界のさまざまな国にダイレクトで行くことができます。

英語の学習環境に恵まれている

英語学習に適した国と言われるカナダの中でも、トロントは学習環境に恵まれていて、100以上もの語学学校があります。

語学学校の数が多いだけでなく、学習の質の面でも、トロントは優れています。日本国内を考えても、東京のスクールの方が地方のスクールよりも全体的に質が高いように、カナダでも地方の語学学校よりはトロントの語学学校の方が質が高めです。

さまざまな国の人が語学学校に通っているので、国際色も豊かで、そういう点でも留学生にとっては理想的な環境と言えるでしょう。

世界各国の美味しい料理が味わえる

トロントにはイタリア人や韓国人・中国人・インド人などさまざまな国の人々が住んでいるので、たとえば「リトルイタリア」に行けば美味しいイタリアンレストランがあり、チャイナタウンに行けば小籠包の有名なお店があるなど、街のあちこちで世界の国々の本格的な料理を楽しむことができます。

また、トロントならではの美味しい料理もあります。留学生活の間にぜひ味わいたいのが、レストランの朝食メニュー。カリふわの香ばしいクロワッサンに、キッシュやタルトを添えてモーニングを楽しんだり、クリームたっぷりのラテとデニッシュサンドの組み合わせも美味です。

美しい夜景を一望できるレストランも、トロントに行ったらぜひ行っておきたいスポットです。ご両親が訪ねてきたときなどに、宝石のような大都会の夜景を見ながら、ラムチョップやチキンのグリルを味わうのも良いでしょう。

日本食が充実している

留学生の中には、「海外に行っても、やっぱり普段は日本食じゃないと」という人も、少なくありません。特に和食好きな人ではなくても、毎日異国の料理を食べるのには、抵抗があるでしょう。ところが留学する国や地域によっては、和食の食材が手に入りにくかったり、日本料理店がほとんどない場所もあります。

そんな和食派にとって、トロントはとても便利な街です。ラーメン屋や寿司屋もたくさん出店していますし、アジア系のスーパーには納豆も売っています。住み慣れた日本の食生活と大きくかけ離れることなく、食べようと思えばいつでも日本食が食べられる環境は、とても有難いと言えるでしょう。

英語があまり話せなくても、アルバイトに雇ってもらえる

トロントへの留学を考えている人の中には、ワーキングホリデーを活用して、現地で働きながら学ぶ予定の人も多いかと思います。その際に英語が堪能であれば問題ありませんが、「カタコトしか話せない」という場合は、現地でアルバイトに雇ってもらえるかどうかをしっかりチェックしておく必要があります。

カナダの中で、英語が話せない日本人がアルバイトに雇ってもらいやすい都市といえば、やはりトロントです。トロントに住んでいると、第二言語を英語とする人々とコミュニケーションをする機会が、数多くあります。そのため、トロントで開業している飲食店や小売店の店主なども、そういう人たちの集まる街だということをよく知っているので、英語がカタコトの日本人でもスムーズに雇ってもらいやすいのです。

ワーキングホリデーで留学する人は、現地で雇ってもらえることが大前提ですから、その点ではトロントはとても安心な都市です。

トロント留学のデメリット

留学先として申し分ないトロントですが、やはりそんなトロントにも、探せばデメリットはあります。ではどんなデメリットかと言うと?

  • 物価や税金が高いので、留学費用が高くつく
  • 日本人が多いので、英語を話すチャンスが減る
  • 冬が寒く、-20℃を超えることもある
  • フライト時間が長く、留学の途中で帰国しづらい

トロントは大都市なので、物価が高いのは仕方ないのですが、やはり長期留学となると費用の総額に大きく影響してきます。また、本気で現地に溶け込んで英語を学びたい人にとって、日本人が多いというのはむしろ好ましくない環境かもしれません。

さらに冬の厳しい寒さや、フライト時間の長さなど、身体的に我慢する点があるのもネックと言えます。では、トロント留学のデメリットについて、詳しくお話ししましょう!

物価や税金が高いので、留学費用が高くつく

カナダ留学はアメリカ留学などに比べて、安い費用で留学できるというメリットがあります。しかしカナダ国内だけで比べてみると、トロントはカルガリーなどに比べて税金や物価が高く、留学費用が高くつきます。

トロントのあるオンタリオ州は、州税(PST)が8%と、留学先の都市の中で最も高く、さらに国税である連邦付加価値税(GST)が5%かかるので、合計13%の税金がかかります。

都市(州) 州税(PST) 連邦付加価値税(GST) 合計(HST)
カルガリー(アルバータ州) 無し 5% 5%
バンクーバー(ブリティッシュコロンビア州) 7% 5% 12%
トロント(オンタリオ州) 8% 5% 13%

州税のかからないアルバータ州のカルガリーに比べると、8%も税金が高いことになります。

また、2018年に最低賃金も引き上げられ、物価も上昇しています。大都市なので物価が高いのは仕方ありませんが、「少しでも留学費用を抑えたい」と思っている人は、カルガリーなどを選択する方が良いでしょう。

日本人が多いので、英語を話すチャンスが減る

日本人が多いというのは、留学する人にとって大きなメリットなのですが、逆にデメリットでもあります。それは、思わず日本人同士で固まってしまうという点です。

たとえばカルガリーのように、カナダの中でも日本人が比較的少ない地域に留学に行くと、日本人同士で行動する機会も少ないので、自ずと英語を話す機会が増えます。何か困ったときや、伝えなければならない場面があったときも、何とかして英語を使って話そうと努力します。

ところが、トロントには日本人がたくさんいるので、その必要がありません。学校に一緒に行くのも日本人、一緒に授業を受けるのも日本人、休日に観光に出かけるのも日本人となると、どうしても英語を話す機会が減ってしまいます。その結果、人によっては「トロント留学は楽しかったけれど、英語はあまり話せるようにならなかった」という人も、実はいるのです。

そのようなことにならないためには、「自分は英語が話せるようになるために、トロントに来たのだ」という意識をはっきりと持って、日本人だけでなく海外の人とも積極的に交わる機会を持つことが必要です。

冬が寒く、-20℃を超えることもある

トロントは冬が寒く、12月~2月ぐらいの冬の時期は、-10℃~-20℃が当たり前。もっと寒い年にはそれを上回って-30℃になることもあります。寒がりの人にとって、トロントで過ごす冬はちょっと厳しいかもしれません。

冬場にトロントの街を歩いていると、路面が凍ってツルツルになっている場所もあり、慣れていないと転んでしまう危険性もあります。日本の暖かい地域で育った人は、その辺も要注意です。

フライト時間が長く、留学の途中で帰国しづらい

カナダはもともと日本から遠いので、バンクーバーでも直行便で9時間かかるのですが、トロントはさらに長く11~12時間もかかります。11時間飛行機の中に乗っているのはなかなか大変で、乗り物が苦手な人はそれがネックになる場合もあるでしょう。

一時帰国する際も、飛行時間が11時間もあると「ちょっと止めておこうかな」と考えてしまう人もいるかもしれません。中学生や高校生の中には、あまりに帰国できない期間が長いとホームシックになってしまうケースもあるので、その辺に関しては十分な配慮が必要です。

トロント留学のメリット・デメリットをよく考えた上で、留学先の選択を!

いかがでしたか?日本人のカナダ留学の拠点として最も人気の高いトロントには、他の都市にはないさまざまなメリットがあり、またデメリットもあることが、おわかりいただけたかと思います。

カナダの留学先には、トロントの他にバンクーバーやビクトリア、モントリオール、カルガリーなどの都市があります。カナダの場合は、どの都市を選んでもある程度満足できる留学生活が送れるので、あとは「自分が何を一番重要視しているか?」を優先するのが一番良いでしょう。

たとえば「自分は留学中に、ネイティブな英語を完璧に話せるようになりたい!」と思えば、日本人の少ない都市を選ぶのがベストですし、「留学費用をできるだけ抑えたい」と思えば、物価の安い都市が最有力候補に挙がるかもしれません。そこで今度は、留学を考える上で重要な要素のひとつである「留学費用」について、お話ししたいと思います。

トロント留学に必要な費用はどれぐらい?

カナダ留学は、アメリカやイギリス・オーストラリアへの留学に比べて費用が安く、それが理由でカナダを選ぶ人も少なくありません。そういう点ではトロントも、比較的費用が安い留学先と言えるのですが、カナダ国内だけで比べるとどうでしょうか?

残念ながら、カナダ国内の留学先として、トロントは最も高額の費用がかかります。留学費用の安いカルガリーと比べると、物価が高く税金も高いので、長期滞在ともなると留学費用もばかになりません。その辺はよく考えた上で、検討する必要があります。

ただし、日本でも東京などの大都市が地方に比べて物価が高いのは当然のことで、その分滞在するメリットも大きく、どちらをより重要視するかということになるかと思います。

また、カナダの留学先の中で最も滞在費用が安いのはカルガリーですが、カルガリーとカナダ以外の留学先を比べた場合、フィリピンやマルタ・ノルウェーなどの国の方が滞在費用はさらに安く済みます。

項目 費用
航空券(往復) 7万円~20万円程度
語学学校 90万円~240万円程度
滞在費 75万円~95万円程度
交際費 25万円~50万円程度
海外旅行保険 8万円~10万円程度
ビザ申請費 1万円~2万円程度
1年間の合計 206万円~417万円程度

これはあくまでトロント留学の一般例なので、生活の仕方やアフターの楽しみ方などによって費用はかなり変わってきますが、トロント留学にかかる費用は1年間でおおよそ210万円~420万円、平均的には310万円前後を目安にすると良いでしょう。

<航空券の費用> 7万円~20万円

日本とトロントを結ぶ航空便は、ANAやユナイテッド航空、エアーカナダをはじめ、さまざまな航空会社の中から選ぶことができます。日本からトロント行きの航空券が最も安いのは11月頃で、平均よりも15%以上安くなることがあります。逆に最も高いのは8月頃で、平均よりも20%近く高くなる場合があります。

留学するならトロント? それともバンクーバー?

留学費用はわずかながらトロントの方が高め

カナダ留学を考える人の中には、「トロントとバンクーバーのどちらにしようか?」と悩んでいる人も、多いのではないでしょうか?

留学費用だけを見ると、税金がバンクーバーよりも1%高く、エンターテイメントが充実していて交際費がかさみがちなトロントの方が、数万円ほど総費用が高くなる傾向があります。格安航空券の費用を比べてみても、渡航時間の長いトロントの方が、若干(往復で1万円ほど)ですが高めです。

留学費用よりも「どちらの都市により魅力を感じるか?」で選ぶのがベスト

ただし、「トロントよりも留学費用が安いから、バンクーバーにしよう」と考えるほど大きな違いかというと、そうでもありません。トロントもバンクーバーも、物価の安いカルガリーと比べたら物価は高め。留学の総費用もそれなりにかかるので、そこは覚悟の上で選択する必要があるからです。

トロントにするか、バンクーバーにするかで迷っている人は、留学費用にこだわるよりも「どちらの都市により魅力を感じるか?」で選んだ方が、留学の満足度が高まります。そして検討した結果、「やっぱり甲乙決めがたい。こうなったらもうどちらでも良い!」と思ったときに、初めて留学費用に目を向けると、後悔がありません。

トロントとバンクーバーは、東京と大阪のような関係?

「トロントにするかバンクーバーにするか?」で迷うのは、日本で考えると「東京にするか、それとも大阪にするか?」で迷うようなものでしょう。バンクーバーに住んでいる人は、トロントに対してライバル意識を持っていて、「トロントには負けない。バンクーバーが一番!」と思っている人が多いようです。

実際、バンクーバーは大都市なのに街と自然が一体になっていて、都市の中心部にいてもゆったりとした雰囲気があり、「広大なカナダにやって来たのだ!」と心から実感することができます。この感動は、都市部に高層ビルが集結したトロントでは味わえないものでしょう。気候も温暖で、過ごしやすさにおいても、バンクーバーに軍配が上がります。

一方トロントはというと、そこはカナダ最大の都市としての自負があるので、貫禄が違います。芸術にしても文化にしても、一流どころが集結するのは、やはりバンクーバーではなくトロントです。東京が日本の中心地として、揺るぎない貫録を見せているのと同じでしょう。

また、トロントにいると世界中の人々と出会えるので、多様性を感じることができ、“世界の中のカナダ”を肌で実感できます。バンクーバーにもそうした雰囲気がないわけではありませんが、やはりトロントの国際色の豊かさにはかないません。

トロントとバンクーバー、それぞれの都市によってメリット&デメリットがあるので、「自分が留学生活に対して何をより強く求めているのか?」を考えて選ぶのが、ベストの方法でしょう。

<語学学校の費用>90万円~240万円程度

トロントは大都市なので、語学学校選びに困ることはありません。たとえば日本人の割合が10%以上の「ELS」は、50年にわたって世界175カ国・100万人超の学生を教えている語学学校ですが、1年間の費用は112万円ほどです。

また、日本人の割合が15%ほどの「Tamwood International」は2011年にオープンしたアットホームな語学学校ですが、1年間の費用は117万円ほどです。

ほかにもトロントにはさまざまな語学学校がひしめいているので、もっと高い学校もあれば、安い学校もあります。およそ1年間に110~120万円というのが、トロントの語学学校の平均的なレベルと考えておくと良いでしょう。

<滞在費用>75万円~95万円程度

トロントは物価が高く、税金も高いので、カナダ留学の中でも最も留学費用は高くつきます。トロントの税金の高さは、下記の表を見るとわかります。

都市(州) 州税(PST) 連邦付加価値税(GST) 合計(HST)
カルガリー(アルバータ州) 無し 5% 5%
バンクーバー(ブリティッシュコロンビア州) 7% 5% 12%
トロント(オンタリオ州) 8% 5% 13%

カナダで物品・サービスにかかる税金(日本の消費税のようなもの)には「州税(PST)」と「連邦付加価値税(GST)」があります。トロントのあるオンタリオ州はPSTが8%と高く、GSTの5%と合わせると13%になります。

そのため、州税のないカルガリーと比べると8%も多く税金がかかり、バンクーバーと比べても1%高くなっています。トロントに住んでいると、勉強だけでなく遊びに出かけたくなる用事も多くなるので、税金が高いのは生活に直接響いてきます。

<交際費>25万円~50万円程度

トロントを留学先に選ぶ限りは、交際費が高くつくのは覚悟しておいた方が良いでしょう。地方都市に住むより東京に住んでいる方が交際費がかかるのと同じで、芸術鑑賞やさまざまな国々の人との交流、物価の高さなどを含めて考えると、年間に25万円~50万円程度は確保しておいた方が賢明です。

ただし、ワーキングホリデーで行く人は、トロントの物価の高さがメリットにもなります。カナダは日本よりも物価が高く、さらにトロントは大都市なので最低賃金が高いため、アルバイトをすると日本で働くよりも高い賃金を得ることができます。

飲食店に勤めればチップも入るので、留学費用そのものは高くても、現地での生活はだいぶ楽になるでしょう。

トロントへの短期留学

魅力満載のトロントは、短期留学にピッタリの都市

仕事や学校・予算などの関係で、「長期留学は難しいけれど、短期留学なら行ってみたい」という人も多いのではないでしょうか。長期留学はいろいろな意味で勇気が必要ですが、短期留学ならそんなに身構えることなく、海外経験の第一歩として気軽にチャレンジすることができます。

そんな短期留学希望者にとって、さまざまな魅力が詰まったトロントは、まさにピッタリの都市と言えるでしょう。いろいろな国々の人が交流するグローバルシティで、質の高い英語教育を受け、さらにエンターテイメントに観光にと、トロント留学には楽しみが尽きることがありません。

短期留学の費用は、1週間でも1カ月でもそこまで大きな開きはない

トロントの短期留学には、1週間~3カ月(長ければ6カ月)まで、さまざまなコースがあります。料金は1週間コースが20~40万円、1カ月コースが40~60万円、3カ月コースが60~90万円といったところです。

1週間コースに比べて、1カ月コースは約1.7倍、3カ月コースは2.5倍の料金がかかります。「もっと料金に大きな開きがあるかと思った」という人も、いるではないでしょうか? 短期留学は長期留学に比べて渡航費用のウェイトが高くなるので、滞在日数が長くても、金額に大きな開きがないのです。

「それなら1週間のつもりだったけど、ちょっと頑張って1カ月にした方がいいかな」など、短期留学を決めるにあたっては、さまざまな迷いや疑問が生まれるでしょう。留学のことでわからないことや悩んでいることがある人は、自分だけで解決せずに、留学エージェントに相談してみることをおすすめします。

トロント留学におすすめのエージェント

留学を考えるとき、航空券の予約や語学教室の申し込み、ホームステイ先の手配などを、すべて自分で済ませる人もいます。その方が安く留学できるケースもあるのですが、海外では「語学学校に申し込んだのに、現地に行ってみたら手続きができていなかった」というような、日本では考えられないようなトラブルも起こり得ます。

また、現地に滞在している間には怪我をすることもあるでしょうし、金銭的なトラブルに巻き込まれるなど、いつ何が起こるかわかりません。そんなときに、いつでも相談できる場所があるとないとでは、留学中の安心感が大きく違います。

そのようなさまざまなリスクを考えると、やはり最も安心なのは、留学エージェントに相談する方法です。留学専門のエージェントに依頼すると、留学のための細かい手配を任せられるのはもちろん、エージェント独自で開催する英語教室に参加できたり、何か困ったことがあれば24時間対応してくれるサービスなどもあります。

留学エージェントは現地の事情をよく知っているので、手続きの不備など変なトラブルに巻き込まれることもなく、安心して留学生活を送ることができます。カウンセリング無料のエージェントも多いので、まずは気軽に相談してみると良いでしょう。

トロントエリアで長年の実績がある「GO CANADA」

「GO CANADA」は、新宿とトロントにオフィスを構え、トロントエリアで長年の実績をもつ大手留学エージェント。カウンセリングから学校入学の手続き・留学サポートまで無料なので、気軽に相談することができます。学校紹介は有料という留学エージェントもあるので、入学手続きが無料なのは良心的です。

カウンセラーは日本とカナダの両方で社会経験を持っており、留学中だけでなく留学後の就職なども見据えたサポートをしてくれます。明るく話しやすいスタッフに何でも相談できるので、留学中に辛いことがあったときも、心の支えになってくれるでしょう。

トロントのオフィスでは、渡航時のオリエンテーションや、24時間緊急電話対応、留学生活全般のカウンセリング、学校入学手続き代行、学校体験レッスンなど、さまざまなサポートを行っています。

現地サポートが充実した「BRAND NEW WAY(ブランニューウェイ)」

同じくトロントに直営オフィスがあり、現地サポートが充実しているのが、カナダ最大の日本留学エージェント「BRAND NEW WAY(ブランニューウェイ)」です。 トロントオフィスでは毎日無料の「英語クラス」が開催され、週に1回「お菓子の日」というのがあり、月に1回は無料の「フードパーティ」も開かれます。

留学生向けの交流イベントやワークショップは毎日開催されているので、「今日は放課後ちょっと時間があるかな」というときに参加してみると、語学学校以外の留学生とも交流することができます。さらに、留学中はなかなか手に入らない漫画を8000冊も揃えた「漫画喫茶」もあり、まさに至れり尽くせり!有料のヨガクラスや・ネイル出張・前髪カットもあります。

スタッフはとても親切で、学校相談も無料で受けられるので、語学学校で伸び悩んだときは相談すると良いかもしれません。ただし、ホームステイの手配や空港送迎・ビザの申請などは有料で、料金もそこそこします。

「BRAND NEW WAY」は、留学エージェントの中で唯一カナダ連邦政府の認可を受けているエージェントです。カナダ全体で年間1,300名以上の日本人留学手配を行っている実績があるので、安心して相談することができます。

プチ留学やキャリアアップ留学など、目的に合わせて選べる「wish」

1987年に設立以来、留学エージェントとして長い歴史を持つのが、「WISH」です。観光庁に旅行業第一種として登録している数少ない留学エージェントのひとつで、日本では東京・大阪・名古屋にオフィスを持ち、豊富な留学プログラムを用意しているのも大きな特徴です。

たとえば一般的な語学留学はもちろん、1週間のプチ留学、ワーキングホリデー、海外インターンシップ・ボランティア、高校留学、大学留学、小・中学生留学、親子留学など、さまざまなプログラムがあります。

ユニークなところでは、専門・キャリアアップ留学があります。これは、語学だけでなくビジネスやアート、ファッション、教育など幅広いジャンルの専門知識や技術を身につけられる留学プログラムで、コースによってはディプロマやサーティフィケートなどの修了証も取得できます。

WISHのビクトリアオフィスでは、24時間日本語での緊急サポートダイヤルや、滞在中のカウンセリング、高校留学の場合は保護者への定期レポートなど、さまざまなサービスが充実しています。子どもから大人まで、安心して相談できる留学エージェントです。

トロント留学 まとめ

トロント留学のメリット&デメリット、留学費用、おすすめの留学エージェントについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

カナダ最大の都市・トロントは、世界の国の人との出会いあり、エンターテイメントあり、摩天楼あり。さまざまな魅力が詰まった、アクティブな大都市です。日本食も充実し、語学学校のレベルも高いので、学習や生活面でも充実した日々が送れるでしょう。

冬の寒さと物価の高さがややネックですが、それさえクリアできれば、カナダの留学先として申し分ないと言えるかもしれません。